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バイきんぐ小峠、オランジーナ先生に“失恋”し「なんて日だ!」 新CM発表会レポート

 フランス生まれの果汁入り炭酸飲料『オランジーナ』(サントリー食品)が日本に上陸して早4年。栄えある5年目の今年、同商品の新CMシリーズがスタートすることになり5月16日、都内で発表会が開かれた。これまでも米俳優のリチャード・ギアが“寅さん”に粉するなどユニークなCMを展開してきたが、今度の舞台は日本のとある学校。新ヒロイン“オランジーナ先生”と個性豊かなキャスト陣がそろい踏みした発表会に潜入した!!

新CMはフランスからやって来た“オランジーナ先生”をヒロインに繰り広げる青春劇

 フランスからやって来たオランジーナ先生をヒロインに、同僚や生徒、街の人々との交流を描く新CM。吉田拓郎の名曲「結婚しようよ」のフランス語バージョンに乗せて展開されるエピソードはどれもユーモラスで温かい。脇を固める新キャスト陣も豪華だ。英語教師役に木村文乃、古文教師役に坂口健太郎、体育教師役に佐藤二朗、警官役にバイきんぐの小峠英二、そして校長先生役を武田鉄矢が演じる。
「先生登場」篇
「人として」篇
 ある日、明るくチャーミングなオランジーナ先生が島にやってくる「先生登場篇」ではまず、街の人々にまぶしい笑顔で「コマンタレブー」とあいさつを交わす自転車に乗ったオランジーナ先生の姿が。彼女に憧れる男子生徒があいさつを返そうとするが、横道から現れた佐藤先生に「コマンタレブー」を横取りされてしまう。ドヤ顔の佐藤だが、少し先の小峠警官が何故か流ちょうなフランス語で「トレビアン、メルシー」と返すのを見て猛然と悔しがり…? その後の展開、またCM2作目となる「人として篇」もぜひ、動画で確認してほしい。
オランジーナ先生ことサロメ・デ・マートってどんな人?
 オランジーナ先生を演じるのはフランス人女性のサロメ・デ・マート。1991年11月26日生まれで本業は女優。パリ大学を卒業した才女だ。フランス語、英語、スペイン語、ギリシア語の4ヶ国語をあやつり、4歳から活動しているためキャリアも豊富。同イベントでは日本の印象を「夢にも勝る美しい国」と語っている。

⇒『オランジーナ』特設ページ(外部サイト)

小峠、CM起用は「壮大なドッキリだと思って撮影してました」

 同イベントにはヒロイン役のサロメをはじめ、主要キャラクターから木村、佐藤、小峠が登壇。木村はサロメの印象について「まっすぐな目と、カットがかかった時に見せるキュートな笑顔が印象的」とベタ惚れ。佐藤は現場でのエピソードを聞かれ、「小峠さんがフランス語の発音がうまくてイライラしました(笑)」と明かした。

 小峠は「ゴニャゴニャ言っていたら、それがOKになった」と照れ隠しで語り、「僕は(よくバラエティー番組でドッキリに引っかかるので)この現場でもずっと撮影自体がドッキリだと思っていました。CMの放送が始まるまで壮大なドッキリが続いていると考えると思う」と話して取材陣の笑いを誘った。

フランス語講座に加え、佐藤vs小峠による“愛の告白”対決も!!

 イベント中盤には、CMと同じくサロメがオランジーナ先生となるフランス語の特別授業も。さっそくCMに出てきたあいさつをみんなで発音したのだが、そのぎこちなさにオランジーナ先生も苦笑いを隠せず…。出来映えを聞かれ、気を取り直して「いい方ですよ」と困りながらも答えるオランジーナ先生。これに小峠が「そんな褒め方あります(笑)?」とツッコみ、会場はさらなる盛り上がりを見せた。
 イベントも佳境に差し掛かったところで、 先ほどのフランス語講座をウォーミングアップとし、佐藤と小峠がサロメと木村にフランス語で愛の告白をする「心を込めて思いを伝えよう。フランス語告白対決」が開催された。告白で使うのは「僕と付き合ってください」という意味の「J’aimerais qu’on sorte ensemble(ジェムレ クォン ソルタンサンブル)」。勝者にはサロメ&木村と一緒に、『オランジーナ』で乾杯できる権利が授与されることに。
 最初の挑戦者は佐藤。必死にネイティブっぽく発音したがグダグダになり、小峠から「ちょっと(音が)多かったですね。3文字ぐらい多かったですよ」とツッコまれ、頭をポリポリ…。だがその小峠も、口から出る言葉があらぬ方向にすべっていってしまい、サロメの絶句したような表情に「心なしか先生、怒ってますよ(笑)」と自虐を余儀なくされてしまった。
 結果、勝利を勝ち取ったのは…佐藤! 判定のポイントは「目が真剣だった」(木村)、「発音がより聞き取りやすかった。感情を込めていただいた」(サロメ)。小峠は「CMに出ているのに乾杯できないことがあるのか!」と悔しがり、佐藤は乾杯した『オランジーナ』をグビリと飲んで「セボン」とニンマリ。

 ここでMCから「小峠さん、今日はどんな日ですか?」と自身の得意ギャグの誘い水がかかり、小峠は「バカじゃないの!?」と照れツッコミ。やがて「やれと言われたらやりますけど…」と前置きをし、会場の天井を破る勢いで「なんて日だ!!」と声高らかに絶叫したのだった。
 イベントではこのほか、欠席した坂口、武田が出演するWebムービーも上映。同商品のブランドサイトで公開される動画で、キャスト陣がフランス語を使ったコミカルなストーリーを展開する。また来週からオランジーナ先生によるインスタグラムも公開。まるで彼女の日常を切り取ったような写真が投稿される。日本にやってきたオランジーナ先生は今後、CMやWebでどんな展開を見せていくのか。次なるストーリーから目が離せない! Webムービー、インスタグラムは5月24日に公開、CMは5月24日より順序全国で放送されていく。

(文:名瀬潤)

⇒『オランジーナ』特設ページ(外部サイト)

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