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夢はヤフオクドームでワンマン! ももクロ後輩・福岡の“ばってん少女隊”がデビュー

 ももいろクローバーZ、私立恵比寿中学、チームしゃちほこ、たこやきレインボーが所属するスターダストプロモーションから、新たなアイドルグループがメジャーデビューした。スターダストプロモーション福岡営業所に所属、自ら“スターダストプロモーション100年に1組の逸材”と発信する彼女たちの名は「ばってん少女隊」! ORICON STYLEでは、4月20日にメジャーデビュー・シングル「おっしょい!」を発売したばってん少女隊にインタビューを実施。元気いっぱいの素顔に迫る!

レッスン生時代の貴重な経験は今後に活かすことができると思う

――まずはそれぞれ自己紹介と、憧れているスターダストの先輩の名前を理由とともに教えてください!
上田理子 はい! 黒帯のキラースマイル、上田理子、高校1年生の15歳です。憧れの先輩は、ももいろクローバーZさんの百田夏菜子さん。見ているだけで笑顔になれるし、元気をもらえるからです。自分もそういう人になりたい!
希山愛 ばっしょーちゃんのラブリーハスキー、愛ちゃんこと希山愛、高校2年生の16歳です。私もももいろクローバーZさんが憧れなんですけど、ひとり選ぶなら……歌の表情が豊かで振りのひとつひとつを丁寧に踊る百田夏菜子さんに憧れています。
星野蒼良 ばっしょーちゃんの小さな怪獣、そららこと星野蒼良、中学1年生の12歳です。私はチームしゃちほこの咲良菜緒さんが憧れです。歌もダンスもすごくかっこいいし、芸能活動と勉強をしっかり両立できているところがすごいなって思います。
春乃きいな 100万ドルの笑顔、きーなこと春乃きいな、中学3年生の14歳です。憧れの先輩は私立恵比寿中学の柏木ひなたさん。歌やダンスが上手いのはもちろん、映画に出演されたりもしているじゃないですか。私もそんな幅の広い活動がしてみたいです!
西垣有彩 ちょ〜しゅ〜産非凡人、ありっさーこと西垣有彩、中学2年生の13歳です。目標にしている先輩は、私立恵比寿中学の廣田あいかさんです。オシャレですべてがかわいいんですけど、ライブになるとスイッチが変わってすごくかっこよくなるんです。そんな、見る人に爪痕を残せるような人に私もなりたいです。
瀬田さくら ばっしょーちゃんのミラクルさくらんぼ、ちゃん瀬田こと瀬田さくら、中学3年生の14歳です。私の憧れの先輩は、パワフルな歌がすごくかっこいいももいろクローバーZの有安杏果さん。私もいつかあんなふうに歌えるようになりたいです!
――ありがとうございます! そんな6人からなるばってん少女隊は昨年6月に活動をスタートさせたんですよね。結成当初はどんな雰囲気でした?
上田 最初はみんなすごくおとなしくて。ばっしょーは静かなグループになるんじゃないかなって思ってました。
希山 みんな人見知りなんですよー。
春乃 ただ、みんなで一緒にレッスンしたり、地方に遠征したりする中でいろんな話をするようになったことで徐々に打ち解けていって。
瀬田 だんだんみんなの本当の性格が見えてきたよね(笑)
上田 うん。全員、本当に性格がバラバラなんですよ。だからいっつもにぎやかで楽しい雰囲気ですね。活動していく中で、この6人でしっかり頑張らないとなっていう気持ちが芽生えたことが、グループとしてのまとまりにつながったところもあると思います。
――異例のスピードでメジャーデビューが決まったことに関してはどう感じていますか?
上田 本当に嬉しいし、正直びっくりしていますね。ただ、私たちはレッスン生の頃からいろんな経験をさせてもらっていて。、ももクロちゃんの前座としてヤフオクドーム、お正月のイベントで日本青年館やさいたまスーアパーアリーなのような大きなステージにも立たせてさせてもらっているので、その貴重な経験は今後に生かすことができるんじゃないかなって思ってます。メジャーデビューまでは早かったけど、ものすごく濃い、充実した時間を過ごしてきたので。

――現状感じているばっしょーにしかない魅力ってどんなところだと思いますか?
上田 歌詞に方言がたっぷり入っているところがまずひとつの大きな個性だと思います。そういうグループは他にあまりいないと思うので。
西垣 あとは、かっこいい感じとかわいい感じが融合したダンスにもばっしょーらしさがあると思いますね。お客さんと一緒にヘッドバンキングをしたと思ったら、全然違った雰囲気の振りが入ってきたりとか。みんなで楽しくワイワイする感じです。
瀬田 ライブはパワーをぶつけ合う場所ですね。ダサいポーズとか変顔とかを求められることも多くて。そういうのに対応できちゃうのもばっしょーっぽいところかなって思います(笑)。

『紅白』とかはそのうち自然に出てくると思う

――メジャーデビュー曲となる「おっしょい!」は博多弁が満載で。渡邊忍(ASPARAGUS)さんが手がけたアッパーなサウンドと勢いのある歌によって、聴いているだけで元気が出てくる最強の1曲ですね。
星野 方言とか地名とかお祭りの名前とか、福岡のいいところを全部詰め込んだ感じですね。
上田 福岡に来たことがない人でも、これを聴けば福岡のことがわかってもらえると思います! パッと聴いて「あ、福岡の子たちなんだな」って伝わると思うので、メジャーデビューにふさわしい1曲ですね。
春乃 自己紹介的な感じにもなってるしね。勢いのある曲調や激しい振りには、「ここからやるぞ!」っていう私たちの気持ちも詰まってます。
希山 先日、ライブでこの曲を初披露したときに渡邊さんにも見ていただいて。「良かったよ」って言ってもらえたのが嬉しかったです。もっともっと成長して、ばっしょーに曲を書いて良かったなって思ってもらえるようになりたいですね。
――ちなみにタイトルになっている「おっしょい」の意味は?
西垣 男の人たちがお神輿を担いで走る“博多祇園山笠”という福岡のお祭りの掛け声なんですよ。
上田 うん。そのお祭りの最初、まだゆっくり走ってるときに言うのが「おっしょい」。で、スピードが上がってくると「おいさ」に変わるんです。
星野 だから、そこにも「ここからスタートだよ」っていう意味も込められてるんです。

――目標は何かありますか。。
春乃 レッスン生のときにももクロちゃんの前座で立たせてもらったヤフオクドームでワンマンライブをすることです! ステージに立った時、まだレッスン生なのに応援してくれてる人がいて、嬉しいなって。そこを、みんなが応援してくれるようになったらすごいなって。あれだけの広い会場を自分たちの力で埋められるようにできたら。メジャーデビューしたことで、一歩近づけたらいいなって思ってます。
上田 レッスン生の時代に経験したことが、今の自分たちの目標になってるんです。先輩たちの立ってたステージに、いつか自分たちも立ちたいなって。
瀬田 またあの時と同じような光景が見えるように、ダンスも歌も今より成長して、今は私たちの事を知らない方にも「これがばってん少女隊なんだ」って思ってもらえるような存在になりたいです。

――先輩のももいろクローバーZさんは卒業宣言されましたけど、『紅白』なども目標にしていますか?
上田 大きすぎて言ったことないよね。
瀬田 福岡でやってるから、東京のテレビはまだあんまり意識できてないんです。だからまずは福岡の番組ですね。
上田 今は「目の前にいるお客さんを満足させたい」というほうが大きいです。『紅白』とかは、その先に自然と意識してくるのかなって。

(文/もりひでゆき)

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