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河北麻友子、“リアルお嬢様”枠を確立 妬まれずに視聴者に受け入れられたワケ
デビュー当初は同じ『国民的美少女』出身の武井咲らに遅れをとり、陽の目を見なかった
河北が注目され始めたのが、『世界の果てまでイッテQ!』の海外ロケ。“出川ガール”(初代は松井絵里奈、2代目は北川弘美、河北は3代目)というポジションで、得意の語学力を活かし通訳も不要。出川とは「お嬢」「てっちゃん」と呼び合う仲で、美女と野獣ではあるが、まるでカップルのような親密さを見せているのだ。
全身タイツのときなど、出川が河北の胸のあたりに視線を送り、「お嬢、忘れ物してるよ……」とあたかも“胸パッド”を忘れてきたかのようなツッコミを入れると、河北は「あんたのせいで(ネットで)騒がれてるんだから!」と出川をバシバシ叩いて見せる。普通はイヤな顔をして引くところを、リアクションのネタにしてしまうあたりは、河北のバラエティでの対応力の高さもうかがえる。
バラエティ番組に体当たりで挑む姿に視聴者も好感
「河北さんは、客観的に見れば美人でスタイル抜群、帰国子女の“リアルお嬢様”。バラエティに進出した当初は、お嬢様特有の“気の強さ”が映像からもにじみ出ていて、女性からの好感度はやっかみもあってか低かった。それが今ではすっかり険もとれて、女性からも“美人なのに気取らない”“体を張ってて偉い!”と好感を持たれるようになりました。何より明るいし、こちらとしてもぜひ“使いたい”タレントさんですね」(バラエティ番組制作会社スタッフ)
今年の1月からは名作ドラマ『白鳥麗子でございます!』(メ〜テレ)に主演し、まったく違和感のない“お嬢様ぶり”を見せつけていた河北。本物のお嬢様を地でいきながら、バラエティ番組ではどんなムチャブリでも明るくこなす。そして女性からの印象もよい。そんな河北麻友子は、芸能界で唯一無二のお嬢様キャラ枠として、今後も活躍の場を広げていくことだろう。