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(更新: ORICON NEWS

大人の男性が一日楽しめる街へ。六本木ヒルズにメンズファッションゾーンが誕生

 3月25日(金)、六本木ヒルズのウェストウォーク4Fが大幅リニューアルし、デザイナーズブランドを中心に13店舗が集結するメンズファッションゾーンが新たに誕生した。ファッションを基軸に、30〜50代の男性にとって一日楽しめる街を提案するという。この春話題のスポットのひとつに、早速編集部員が実地取材。その魅力を探った。

 今回ウェストウォーク4Fに入るのは以下の13店舗。
『ATTACHMENT(アタッチメント)』『UNDERCOVER(アンダーカバー)』『N.HOOLYWOOD(N.ハリウッド)』『SOPH.(ソフ)』『wjk(ダヴルジェイケイ)』『Dartin Bonaparto(ダルタン ボナパルト)』『B’2nd Roppongi(ビーセカンド六本木)』『FACTOTUM(ファクトタム)』『FACETASM(ファセッタズム)』『MINOTAUR(ミノトール)』『MEN’S GROOMING SALON&STORE by kakimoto arms(メンズグルーミングサロン&ストア バイ カキモトアームズ)』『Iwaki Optic(イワキメガネ)』『1PIU1UGUALE3(ウノピゥ ウノ ウグァーレ トレ)』

 ウェストウォーク4Fに上がる前に、まず2F吹き抜けで目に飛び込んできたのがこちら。アート展示かと思いきや、今回出展する店舗の注目アイテムがディスプレイされていた。

 さらに奥の大屋根プラザには、『JEEP』とコラボした期間限定の企画展示が。75周年を迎える『JEEP』全モデルの展示やコンセプトムービーの上映を行っている。今回出店する『ATTACHMENT』『N.HOOLYWOOD』『SOPH.』『FACTOTUM』『MINOTAUR』の5ブランドが、車種をイメージしたコーディネートと一緒に展示されており、ファッション×JEEPの世界観を融合させたユニークな取り組みとなっている。

『JEEP』の『Wrangler (ラングラー)』とコラボするのは、旗艦店のひとつ『SOPH.』。都市生活者の快適なリアルクローズを提案しており、服自体が機能美を追及している。

『JEEP』の『Wrangler (ラングラー)』とコラボするのは、旗艦店のひとつ『SOPH.』。都市生活者の快適なリアルクローズを提案しており、服自体が機能美を追及している。

デザイナーズラインを強化し、 六本木の街をよりクリエイティブなイメージに

 六本木ヒルズプロモーション担当者に話を聞いてみると、近年の六本木ヒルズではユニセックスブランド店舗でメンズの売上比率が上がってきているなど、メンズブランドの需要が年々増加の傾向にあるそうだ。

 「六本木という町は、国立新美術館や森美術館、ミッドタウン内のサントリー美術館もあり、今は『アートの街』という認識も定着しつつあります。ファッションでは、ハイブランドライン、スポーツ系、デザイナーズ系と大別されますが、今回メンズファッションゾーンに登場したお店はデザイナーズブランドを中心に展開しています」(六本木ヒルズプロモーション担当)。

パーカーを中心に展開するブランドDartin Bonaparto(ダルタンボナパルト)』。ファスナー部分にもこだわりのスワロフスキーをあしらう(写真上)。スパンコールも繊細な刺繍によりデザインしたバックスタイル(写真下)。

パーカーを中心に展開するブランド『Dartin Bonaparto(ダルタン ボナパルト)』。ファスナー部分にもこだわりのスワロフスキーをあしらう(写真上)。スパンコールも繊細な刺繍によりデザインしたバックスタイル(写真下)。

旗艦店のひとつ『N.HOOLYWOOD(N.ハリウッド)』。面積ラインナップともに最大。国際色豊かな六本木において、初めて和服ラインを導入。

旗艦店のひとつ『N.HOOLYWOOD(N.ハリウッド)』。面積ラインナップともに最大。国際色豊かな六本木において、初めて和服ラインを導入。

六本木ヒルズ限定・先行アイテムも用意。UNDERCOVERのレザージャケット。

六本木ヒルズ限定アイテムも用意。『UNDERCOVER』のレザージャケット。

アート×ファッション 新しい街の楽しみ方を提案

 アートな街のメンズフロアらしく、回廊状のウェストウォーク4Fには天野 喜孝氏による大壁画のアート『百鬼夜行』が展示されているほか、今回出店するファッションブランドのデザイナーがセレクトした映画をヒルズ内のTOHOシネマズで上映する「映画×ファッション」企画や、「飲食店×ファッション」コラボ企画もしている。

圧巻の迫力!六本木ヒルズウエストウォーク4Fに展示する天野喜孝氏による『百鬼夜行』

圧巻の迫力!六本木ヒルズウェストウォーク4Fに展示する天野喜孝氏による『百鬼夜行』

 また、先述の言葉の通り、新たな試みとしてファッションフロアにグルーミングサロンも展開。『MEN’S GROOMING SALON&STORE by kakimoto arms』広報担当・ブランディングマネージャーにも話を聞いた。

 「美容業界でも、年々メンズの需要が高まっており、弊社でもメンズジャンルは右肩上がりで推移しています。30代以上の男性はアクティブで、美容への興味も増大していると感じます。若々しくいたいという想いはありながら、一方でどういう風に美容を生活に取り込むのかわからない人も多数いらっしゃいます。大人の男性へのライフスタイルの提案という点で共感し、出店しました」

MEN’S GROOMING SALON&STORE by kakimoto armsにはビューティーアドバイザーが常駐。メンズコスメ選びの相談から、ホームケアの方法までレクチャーしてくれるそう(写真上)。 こだわりのオリジナルコスメセットも販売している。(写真下)

MEN’S GROOMING SALON&STORE by kakimoto armsにはビューティーアドバイザーが常駐。メンズコスメ選びの相談から、ホームケアの方法までレクチャーしてくれるそう(写真上)。 こだわりのオリジナルコスメセットも販売している。(写真下)

 既存の「アート」「映画」「食」に「ファッション」をプラスする。「ライフスタイルの提案」とは、ここ六本木ヒルズにおいては、それぞれの掛け合わせで六本木の街の楽しみ方の幅を広げていくということだ。六本木ヒルズ4Fメンズファッションゾーンは、クリエイティブなものを求めて六本木の街に訪れる男たちの琴線に触れるモノやコトを提案していくスポットだった。「アート」目線での「ファッション」という新たな楽しみ方が定着するか、注目したい。

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