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1000種類のビール試作を目指す “マイクロブルワリー”が川越に誕生

 小規模ながらビール職人が造る個性的なクラフトビールが人気を呼ぶなか、日本を代表するクラフトブルワリーの1つ「コエドブルワリー」が、誕生の地にあったビール工房をリニューアルして「コエド・クラフトビール・1000・ラボ」を埼玉県川越市に2015年5月にオープンした。
 1000リットルという小さなタンクで小ロットのビール造りを実験的に行なっていこうという趣旨のもと、醸造所を「ラボ」と名付け、1000種類のビールの試作を目指す。併設したタップルームでその成果を公開していくというコンセプトだ。
 コエドビールは、1996年に小江戸“川越”のこの地で誕生。今は生産工場を同じく埼玉県三芳市に移しているが、埼玉県発のクラフトビールとしてアジア・ビア・アワードのゴールドやワールドビアアワードのシルバーなど世界のビール品評会で数々の受賞歴を誇る。コエドブルワリーは、有機農業野菜の流通会社から出来たブルワリーだけあって、大麦やイモなど、地元の農家が生産するものにこだわり、出来るだけ有機の材料での醸造を目指している。
 7月13日のオープン記念発表会には、ゴールデンエールというスタイルで、ぴりっとした四川花椒と青山椒と清々しいレモンピールを生かした地ビール「CXゴールデンエール」を発表。爽やかな香りと口当たりの中に、山椒の辛味を感じさせる夏にぴったりのビールが好評を得ていた。また、タップルームは「香麦・シャンマイ」というモダンチャイニーズを提供するレストランを併設。KIHACHI Chinaなど数々の名店でシェフを務めた長瀬シェフによる、ビールにぴったりの創造的な料理を楽しめる。
 コエドの定番ビールである紅赤、瑠璃、伽羅、白、漆黒、毬花の樽生を全種類と、その時々の実験的な試作ビールを味わえる。川越から斬新なビール造りを発信する、ビール好きにはたまらない場所である。
(小野アムスデン道子)


公式サイト『コエド・クラフトビール・1000・ラボ』(外部サイト)

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