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(更新: ORICON NEWS

早見あかりインタビュー『私は私。まわりを意識しない――』

ドラマや映画への出演が相次ぎ、女優として目覚ましい躍進を見せる早見あかり。3月に20歳になったのを記念して発売された初の写真集『Twenteen』も話題を呼んでいる。沖縄と長野での撮影の裏側や、“大人”になった現在の想いとこれからの展望を聞いた。

「大人っぽい」といわれて嫌ではないけど…

――20歳の誕生日には写真集発売記念イベントがありましたが、プライベートでもお祝いはしたんですか?
早見友だちが祝ってくれました。翌日に実家にも行くつもりだったんですけど、母と妹がふたりとも胃腸炎にかかって「うつしてしまったら困る」ということだったので。別のタイミングで行って、写真集を玄関に置いてきました(笑)。

――写真集の文章のところで、お母さんのことがよく出てきていましたが。
早見母は電話で「私のための本みたい」って喜んでくれました。

――自分では完成した写真集を見て、どんなことを感じました?
早見雑誌とかでは大人っぽい表情の写真を使われることが多いから、初めて会った方には「怖い人かと思っていたら、すごくしゃべるんですね」ってよく驚かれるんです。この写真集では、笑顔とかいろいろな表情を載せたいと思って、私もセレクトに携わりましたけど、笑っていない写真ではやっぱり「人間の内面は隠れるんだな」と思いました。
――会見で「ようやく年齢が顔に追いついてきた」という話も出ていました。
早見写真集に小さい頃のスナップを載せていて、顔が全然変わっていないんですよね。「大人っぽい」といわれて嫌だと思ったことはないけど、悪くいえば「老けてる」ということで(笑)。でも、これから本当に老けていっても、顔は変わらないと思うので、ラッキーかなと。

――早見さんは精神的にも以前から大人でしたよね。
早見外面が良いだけで、中身はそんなこともないです。20歳になっても何も変わらないし、子どもだと思います。

――どんなところが自分は子どもだと?
早見塗り絵や紙粘土をやりたいと思うところですかね(笑)。急にパズルがやりたくなって、わざわざ買いに行ったこともあります。紙粘土は楽しいけど手が臭くなるのが嫌とか、小さい子たちとレベルが一緒です。

究極の寒さに追い込まれると涙が出てくる(笑)

――写真集ではキメカットが少なめですが。
早見私自身が楽しくやることが一番と、スタッフさんたちが言ってくれました。そうしたら、夏の沖縄では楽しみすぎて、旅写真みたいになって(笑)。楽しさは伝わるし、私の人間性も出たけど、「冬はもうちょっとポートレートを撮りたい」となって、冬の長野にはちゃんと仕事しに行った感じです。沖縄では遊んできた感じだったので(笑)。

――沖縄では台風が来たそうで。
早見何年かに一度の大きな台風で、現地の人もあれこれ片づけるぐらいでした。私たちが着いた瞬間から雨。「沖縄らしい画が撮れないかも」っていうくらいで、晴れ間に撮影していても曇ったり、風が強かったり、急に雨が降ったり。いろいろありましたけど、たくさんいい写真が撮れました。

――大変なシチュエーションもありました?
早見雨のなかで傘を差して撮ったり、風が強すぎて髪がうっとうしかったり。でも、基本的に何でも楽しめる性格なので。大人の方たちが焦っているのを見て、ずっと笑っていました(笑)。
――長野でも大雪だったんですよね?
早見「うっすら積もっている程度かも」と言われていたのに、何年かに一度の大寒波に見舞われて。膝よりずっと上まで積もっていました(笑)。気温も−5℃と聞いていたのが−11℃。しかも、衣裳がめっちゃ薄いんです。バスで待機中に散々暖まっても、外に出たら一瞬で冷えて。雪を持つカットで雪に触れた瞬間、涙が出ました。人間って究極の寒さに追い込まれると、涙が出てくると知りました(笑)。あと、本当に眠くなる。ずっと「がんばれ! がんばれ!」って気合いでやっていました。

――自撮りを集めたページもありますが、顔が汚れているのはあえて?
早見それは役のときのですね。血だらけの写真は『すべてがFになる』(フジテレビ系)の現場だったり。撮ろうと思ったときに撮っているので、仕事とプライベートが混ざっています。

――今のタレントさんはこういうのをブログやツイッターに上げますが、早見さんはSNSをやっていませんよね。
早見単にプライベートをさらしたくないんです。「何を食べた」「どこに行った」……と全部教えるのが当たり前みたいな世の中になっていますけど、なぜそれが当たり前になるのか、全然わからなくて。言葉で「こういうことがありました」と話すのはいいけど……。だから、ツイッターとかこれからもやらないと思います。でも、写真集にはこういう写真も出してもいいかなと。

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