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古谷徹(アムロ・レイ)、キャリア50年超えて「理想の自分を追いかけ続ける」
2001年?2011年にかけて『ガンダムエース』(KADOKAWA)で連載された、ファーストガンダムのコミカライズ(全24巻)。キャラクターデザインを手がけた安彦良和氏自らが執筆し、TVアニメ版をベースにしつつ「シャア・セイラ編」などアニメではなかったエピソードも盛り込んで高い評価を得ている。この『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』シャアとセイラの過去を描いた「過去編」が2015年からOVAで映像化。
<アムロ・レイ>
ガンダムのパイロットで『機動戦士ガンダム』本編の主人公。民間人の少年だったが、偶然ガンダムに乗り込んだことをきっかけに戦争に巻き込まれていく。多くの強敵と渡り合い、物事の本質を掴む宇宙世紀の新人類“ニュータイプ”として覚醒し、その技量でシリーズを通して超人的な戦果を挙げる。
30余年の時を経て蘇るファーストガンダム「ファン目線で関わっている」
「『THE ORIGIN』のアニメ化はすべて、新たに映像化されるものです。新作のつもりで関わっています。一年戦争の前の部分として、それぞれのキャラクターの過去が描かれる。シャアが何故復讐をするようになったのか? 本来はキャスバルだったのが、シャアにどうやって入れ替わったのか? これまで謎だったことが描かれていますし、コミックに比べるとかなりアムロの出番が増えていますよね。今作(ルウム会戦)ではカイってあんなに不良だったっけ?とすごく思いましたし。自分自身もとても楽しみにしていました。コミックになかったシーンもありますから、ファン目線で楽しみながら関わらせていただいています」
僕自身は役として若返るために、池田さん(シャア役)のようにお酒を断ったりはしませんでしたが(笑)。幼いアムロを演じるためにはどうしても高いトーンが要求されますから、そういうフィジカルな部分をベストコンディションにもっていけるよう調整はしていました」