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　昨年デビュー25周年を迎えた歌手の吉川晃司が20日、都内撮影所で新曲「Nobody’s Perfect」のミュージックビデオ（MV）収録に臨んだ。自身も“鳴海荘吉”として出演中の番組『仮面ライダーW』（テレビ朝日系）の挿入歌で、MVでは鳴海と仮面ライダーWがコラボレーション。吉川は「現れた一つの壁を乗り越えて一回り成長する、そこに（曲で）協力できればいいな。明日の日本を背負って立つヤツに元気になってもらわないと」と意欲的に語った。

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　今回のMVは同番組も監督する田崎竜太がメガホンを執り、番組本編では語られない、今は亡き鳴海の知られざるサイドストーリーとして展開。仮面ライダーは「永遠のヒーロー」という吉川は、思い入れのあるライダーについて「1号かな。スナックを買ったり、カード交換したり」と振り返り「仮面ライダー世代のファンとして、とにかくプレッシャー感じながら頑張ってます」と責任感をにおわせた。

　昨年12月公開の映画『仮面ライダー×仮面ライダーW ＆ ディケイド MOVIE大戦』では、主人公の師匠で命の恩人・鳴海としてゲスト出演。今作では白ハットと白スーツを身にまとい、雨が通り過ぎた曇り空の中、撮影に挑んだ。

　撮影中には、過去に吉川のMVを担当したことのある三池崇史監督の名を挙げ「（あのときのMVは）超えてください」とハッパをかけ、「将来はゼブラーマン対スカル（吉川が変身するライダー）もいいよね」と子供のような笑顔で話した。

　最新シングル「Nobody’s Perfect」は6月30日にCDのみ、CD＋DVDの2形態で発売。昨年、東京・日本武道館で開催した40曲3時間に及ぶ25周年の集大成ライブの模様を収録したDVD『25th ANNIVERSARY LIVE GOLDEN YEARS TOUR FINAL at 日本武道館』も同時発売。


　吉川晃司