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トータス松本・作『わいもくん』アニメ化

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 7月に活動休止したロックバンド・ウルフルズのメンバーで、ソロ・ミュージシャンとして活動するトータス松本が原作のアニメ『わいもくん〜きいろいかおしてババンバン』が、10月6日よりCS系音楽専門チャンネル『MUSIC ON! TV』で放送される。公式サイト(http://www.waimokun.com/)で告知されている。“わいもくん”は、ウルフルズのファンにはお馴染みのトータス松本が描いた黄色い顔をしたキャラクター。

トータス松本・作のアニメ『わいもくん〜きいろいかおしてババンバン』(左から2番目の黄色いのが“わいもくん”) 

トータス松本・作のアニメ『わいもくん〜きいろいかおしてババンバン』(左から2番目の黄色いのが“わいもくん”) 

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 結成して間もないウルフルズが、まだ小さなライブハウスで演奏していた1989年頃、ライブ告知の宣伝のためのフライヤー(A4版のチラシ)に、たくさんの人がライブに足を運ぶ様子をトータスがイラストで表現。大阪で一人称を「わい」と呼んでいたことから、イラストの吹き出しには、「わいも(ライブに行こう)」「わいも!、わいも!」と書いていて、その大雑把に描かれた群衆の一人をキャラクター化したのがことのはじまり。

 トータスは当時を振り返り「こんなイラストのチラシを何度もライブハウスに貼っていたら、このキャラクターに愛着がわいてきて、黄色く塗ったりした」と説明している。その後、バンドが有名になると同じように、ファンの間でもこのキャラクターの認知度が高まり、いつからか「わいもくん」と呼ばれるように。ファンには欠かせないマスコットとなった。

 その「わいもくん」が誕生以来20年以上の時を経て、ついにアニメ化が決定。原作はトータス松本、脚本・構成は『やっぱり猫が好き』やこの秋スタートのドラマ『東京DOGS〜最悪で最高のパートナー』(フジテレビ系)の脚本を手掛ける福田雄一氏、監督は、3DCG映像の技術力に定評がある石川智久氏が務める。

 今回のアニメ化についてトータスは「感慨深いものがありますね。21年前に自分の描いたものが立体的になって、息を吹き込まれて動くというのは、なんともいえない気持ちです。アニメになったわいもくんに、「アホやん、こいつ」ってツッコんで、日ごろのストレスなどを発散して楽しんでもらえればって思います」とコメントしている。


 トータス松本




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