■『DOR@MO』快進撃、その人気のワケ
先日嬉しいニュースが飛び込んできた。ケータイ音楽ドラマ『DOR@MO(ドラモ)』で配信された、JUJUのシングル「素直になれたら JUJU feat.Spontania」の携帯動画が、世界三大広告祭の1つ『カンヌ国際広告祭』のメディア部門で金賞、サイバー部門で銅賞を受賞した。
この音楽ドラマは、2台の携帯電話を並べて同時に再生し、2つの画面を合わせて1つの映像となる史上初の“ペア・ムービー”として配信され(08年12月1日〜09年2月15日)、相当数のダウンロード数を記録した。この斬新で新鮮な試みは、同時に各方面から高い評価を得て、様々な賞を受賞しており、今回の快挙につながった。
『DOR@MO』は08年12月1日からスタートした、ソニー・ミュージックエンタテインメント自社制作の“ケータイで楽しむ音楽ドラマ”で、「着うた(R)」、「着うたフル(R)」の配信ヒット曲から生まれた、新しい映像コンテンツ配信サービスだ。期間限定・無料で配信され、JUJUの“ペア・ムービーTM”を含めた4作品で、延べ340万PV、220万DLを記録した。
また『DOR@MO』は、モバイルのみならず、視聴者から寄せられた多くのリクエストにより、スクリーンにも登場。第1弾で配信した加藤ミリヤ原案・主題歌の「20-CRY」など3作品が、6月27日から東京・新宿バルト9で順次上映されている。もちろんこれは映画作品としても成立するほどの、クリエイティブの高さがあるからで、ケータイの小さな画面で、どれだけクオリティの高いドラマが配信されているのかという証明にもなっている。
若い人たちを中心に、まずは着うた(R)、着うたフル(R)でイイ曲を探し、そして特に女性は共感できる“泣ける詞”を探している。そんなケータイ文化がしっかりと根付いている今、支持されている曲をドラマ化し、そのメロディーや詞の世界観をさらに深く伝えていく『DOR@MO』は、視聴者をその曲により“近づけて”くれる。決して押し付けず、観ている人達がそのドラマの中に一緒に入っていける“場所”を空けて待っていてくれている。
泣きたくて、どこかで誰かと“つながっていたい”――そんな、今の若い人たちの気分を『DOR@MO』はきちんとフォローしているのではないだろうか。
そんな『DOR@MO』はこの夏、第2弾となる新作3作の配信を開始。まず既にスタートしているNICO Touches the Walls「風人」(ドラマタイトル『美少女☆蟹工船』)は、映画『蟹工船』とその主題歌「風人」からインスパイアされたドラマで、こちらは女子目線の『蟹工船』。NICO Touches the Wallsは、今年最も注目を集めているバンドの1組で、先日行なわれた日比谷野音ライブのチケットは瞬間ソールドアウト。今年の夏フェスでも引っ張りだこだ。
AZUの「I WILL」は失恋をテーマにした、ストーリー選択型恋愛ムービー。あるシーンで、A「もう一度電話してみる」B「メールしてみる」、さて、あなたはどちらを選びますか!?――この選択によって結末の違う4つのストーリーを観る事ができるというスタイル。その泣ける詞と切ないバラードが、今ティーンから大きな支持を得ているAZU渾身の1曲がいよいよドラマになった。
そして7月8日から配信をスタートさせたのが、清水翔太「美しき日々よ」。“人は精神的な成長をすることによって見えている風景も変わる”、このフレーズを元にリアル感のあるドラマが展開される。デビューわずか1年で、そのポジションをゆるぎないものにした天才シンガー・ソングライター、清水翔太の歌が胸に響く。
また、アーティストと同様、どの作品にも今注目を集めている、またこれからこのシーンを背負っていってくれそうなクリエイター陣、俳優陣が顔を揃えている。
ケータイをホームグラウンドに、『DOR@MO』はこれからどんな広がりを見せてくれるのか、楽しみだ。
JUJU|加藤ミリヤ|NICO Touches the Walls|AZU|清水翔太
⇒ 松田聖子・中森明菜を始め、80年代のヒット曲を編集長が解説!
⇒ 『編集長の目っ!!』過去記事一覧ページ
先日嬉しいニュースが飛び込んできた。ケータイ音楽ドラマ『DOR@MO(ドラモ)』で配信された、JUJUのシングル「素直になれたら JUJU feat.Spontania」の携帯動画が、世界三大広告祭の1つ『カンヌ国際広告祭』のメディア部門で金賞、サイバー部門で銅賞を受賞した。
この音楽ドラマは、2台の携帯電話を並べて同時に再生し、2つの画面を合わせて1つの映像となる史上初の“ペア・ムービー”として配信され(08年12月1日〜09年2月15日)、相当数のダウンロード数を記録した。この斬新で新鮮な試みは、同時に各方面から高い評価を得て、様々な賞を受賞しており、今回の快挙につながった。
『DOR@MO』は08年12月1日からスタートした、ソニー・ミュージックエンタテインメント自社制作の“ケータイで楽しむ音楽ドラマ”で、「着うた(R)」、「着うたフル(R)」の配信ヒット曲から生まれた、新しい映像コンテンツ配信サービスだ。期間限定・無料で配信され、JUJUの“ペア・ムービーTM”を含めた4作品で、延べ340万PV、220万DLを記録した。
また『DOR@MO』は、モバイルのみならず、視聴者から寄せられた多くのリクエストにより、スクリーンにも登場。第1弾で配信した加藤ミリヤ原案・主題歌の「20-CRY」など3作品が、6月27日から東京・新宿バルト9で順次上映されている。もちろんこれは映画作品としても成立するほどの、クリエイティブの高さがあるからで、ケータイの小さな画面で、どれだけクオリティの高いドラマが配信されているのかという証明にもなっている。
若い人たちを中心に、まずは着うた(R)、着うたフル(R)でイイ曲を探し、そして特に女性は共感できる“泣ける詞”を探している。そんなケータイ文化がしっかりと根付いている今、支持されている曲をドラマ化し、そのメロディーや詞の世界観をさらに深く伝えていく『DOR@MO』は、視聴者をその曲により“近づけて”くれる。決して押し付けず、観ている人達がそのドラマの中に一緒に入っていける“場所”を空けて待っていてくれている。
泣きたくて、どこかで誰かと“つながっていたい”――そんな、今の若い人たちの気分を『DOR@MO』はきちんとフォローしているのではないだろうか。
そんな『DOR@MO』はこの夏、第2弾となる新作3作の配信を開始。まず既にスタートしているNICO Touches the Walls「風人」(ドラマタイトル『美少女☆蟹工船』)は、映画『蟹工船』とその主題歌「風人」からインスパイアされたドラマで、こちらは女子目線の『蟹工船』。NICO Touches the Wallsは、今年最も注目を集めているバンドの1組で、先日行なわれた日比谷野音ライブのチケットは瞬間ソールドアウト。今年の夏フェスでも引っ張りだこだ。
AZUの「I WILL」は失恋をテーマにした、ストーリー選択型恋愛ムービー。あるシーンで、A「もう一度電話してみる」B「メールしてみる」、さて、あなたはどちらを選びますか!?――この選択によって結末の違う4つのストーリーを観る事ができるというスタイル。その泣ける詞と切ないバラードが、今ティーンから大きな支持を得ているAZU渾身の1曲がいよいよドラマになった。
そして7月8日から配信をスタートさせたのが、清水翔太「美しき日々よ」。“人は精神的な成長をすることによって見えている風景も変わる”、このフレーズを元にリアル感のあるドラマが展開される。デビューわずか1年で、そのポジションをゆるぎないものにした天才シンガー・ソングライター、清水翔太の歌が胸に響く。
また、アーティストと同様、どの作品にも今注目を集めている、またこれからこのシーンを背負っていってくれそうなクリエイター陣、俳優陣が顔を揃えている。
ケータイをホームグラウンドに、『DOR@MO』はこれからどんな広がりを見せてくれるのか、楽しみだ。
JUJU|加藤ミリヤ|NICO Touches the Walls|AZU|清水翔太
⇒ 松田聖子・中森明菜を始め、80年代のヒット曲を編集長が解説!
⇒ 『編集長の目っ!!』過去記事一覧ページ
コメントする・見る
2009/07/08