ORICON NEWS

【編集長の目っ!】号泣必至の注目ミュージカルとは…?

★30万人が涙した、号泣必至の名作再演

 6/6(〜6/14)、赤坂ACTシアターで開幕する音楽座ミュージカル『シャボン玉とんだ宇宙までとんだ』が、注目を集めている。

音楽座ミュージカル『シャボン玉とんだ宇宙までとんだ』 

音楽座ミュージカル『シャボン玉とんだ宇宙までとんだ』 

写真ページを見る

【写真】その他の写真を見る


 音楽座ミュージカルは1988年この作品で旗揚げし、全て日本語によるオリジナルミュージカルで、作品の創造と上演を行なっている。これまでに11作品で160万人を動員し、数々の演劇賞を受賞した。

 今回、そんな音楽座ミュージカルの原点ともいうべき名作を上演するということで、チケットは争奪戦になっている。

 「シャボン玉〜」は、作曲家を志す純朴でシャイな青年・三浦悠介と、スリの親分に育てられた孤児の折口佳代の、純粋な愛を描いた物語で、88年の旗揚げ公演以来、これまでに一番多く観られている作品だ。また今回は新しいキャストということで、これまでとはひと味違う「シャボン玉〜」になりそうだ。

 音楽座ミュージカルには男性ファンが多いという。それは、作品自体のメジャーさ派手さや、飾り付けられた宣伝文句に乗って足を運ぶ、“ミーハー”なファンが少ないということだろう。作品の“真の姿”に惹かれているファンが多いということだ。作品に登場する男性像が、現実とかけ離れた人物像ではなく、等身大で、しっかり感情移入しやすいというところもその理由のひとつだ。感動して、男が素直に涙を流せる場所、それが音楽座ミュージカルなのかもしれない。もちろんそれは女性ファンにとっても同じだ。さらに、海外の作品ではなく、日本語の、日本語に合う日本の音楽による、日本人のためのオリジナルミュージカル、そんなところも音楽座ミュージカルが人々を惹きつける理由だ。

 今、音楽シーンでは若いユーザーが“泣ける歌”を探している。“泣ける詞”を携帯で探している。そんな、どこか泣きたいムードが漂っているが、この「シャボン玉〜」も号泣必至の泣ける作品だ。

 ぜひ劇場に足を運び、泣いて欲しい。



⇒ 『編集長の目っ!!』過去記事一覧ページ 

関連写真

  • 音楽座ミュージカル『シャボン玉とんだ宇宙までとんだ』 
  •  
タグ

    オリコントピックス

    あなたにおすすめの記事

    メニューを閉じる

     を検索