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【編集長の目っ!】デビューアルバム1位!つるの剛士、人気のヒミツ

温かい人柄が、歌にもきちんと出ている

 昨年エンタメシーンを席巻した羞恥心のメンバーとして、一躍お茶の間のヒーローとなったつるの剛士。そんな彼のデビューアルバム『つるのうた』が4/22に発売され、初動(1週間の売上げ)で10万枚以上を売上げ、5/4付のアルバムランキングで見事1位を獲得。その後もデイリーランキングを好調に推移しており、20万枚のヒットが見えてきた。

つるの剛士 

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 羞恥心の盟友・上地雄輔が3月に遊助として先にソロデビューを果たし、シングル「ひまわり」は30万枚を超すヒットになっているが、そんな上地の活躍が刺激になっていたはずだ。

 羞恥心のつるのとしてもお茶の間の顔的な存在だが、歌がうまい芸能人としても彼は確固たる地位を築いている。昨年3月にオンエアされた「歌がうまい王座決定戦」(CX)への出演をキッカケに、ただのおバカキャラだけではない、実力が伴っているんだということを視聴者に気づかせ、そして同11月にオンエアされた「芸能人歌がうまい王座決定戦スペシャル」でグランプリチャンピオンに輝き、殿堂入りを果たした。そこでつるのが歌ったプリンセスプリンセスの「M」などの着うたチャートが急上昇し、注目を集めた。

 そんな「M」を初めとして、彼が愛するJ-POP、そしてアニソンなどをカバーしたアルバムを、彼はソロデビューのアイテムに選んだ。元々洋楽一辺倒だったつるのが、J-POPにひかれ始めたのは、やはり「歌がうまい〜」への出演がきっかけだった。そのあたりのシンガー・つるの剛士の想いは、ORICON STYLEのインタビューを読んで欲しい。

 「M」のPV撮影に密着させてもらった時、そしてビルボード東京で行ったライヴで生の歌を聴かせてもらったが、本当にうまい。“上手い”んじゃなく、“美味い”。バンドをやっていたからか、声が思っていた以上に高いところまで出る。それに彼の人柄というか優しい雰囲気が声ににじみ出ている。
 本当に腰の低い、周囲にものすごく気を遣う素晴らしい人柄だ。話をしている相手を、包み込むような優しいオーラを出しているが、そのオーラが歌にもそのまま出ている。テクニックのうまさではなく、“深み”を感じさてくれる。

 ウルトラマンダイナの主人公を演じたこともある、現在3児の父親でもあるつるの。子供から大人まで幅広い層から慕われている。それがデビューアルバムが10万枚を超えるというヒットにつながっているのだろう。

 もっともっとつるのには日本の名曲達をカバーして欲しいが、是非オリジナルにもチャレンジして欲しい。


 つるの剛士羞恥心

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