奄美大島在住のシンガー・中孝介が13日（金）、台湾の台北インターナショナル・コンベンションセンターに約3,000人の観客を動員し、単独コンサートを成功させた。公演を終えた中は「自分が今まで中華圏でやってきたことが、ひとつ形になった気がしました」と語った。

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　中は、2006年3月に日本でデビュー。当時から並行して中華圏でのアーティスト活動を精力的に展開してきた。昨年8月には、台湾で公開された台湾映画『海角七号』に本人役で出演し、挿入歌としてデビューシングル「それぞれに」が使用されたことで一躍脚光を浴びることになった。

　映画は歴代の台湾映画の興行記録を塗り替える大ヒットを記録し、同時に中孝介の知名度も一気に上昇。10月に台湾でリリースしたセカンドアルバム『絆歌』が、台湾国内の日韓チャートで1位、台湾国内アーティストも加えたナショナルチャートでも9位にランクインするなど、日本人アーティストとして異例の大ヒットを記録した。

　中は、24日（火）には日本テレビ系『誰も知らない泣ける歌』に出演し、「それぞれに」をスタジオ披露。3月11日（水）には7枚目のシングル「恋」の発売を予定している。



　中孝介