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サザン、来年以降無期限活動休止〜30周年に史上最大規模の記念祭開催

■サザンオールスターズ 作品別売上TOP10&主な記録


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サザンオールスターズ

 今月12日に一部報道で浮上した解散説を否定していた人気ロックバンド・サザンオールスターズが、8月に新曲発売及びデビュー30周年記念ライブ開催を経て、来年以降、特に期限を設定せずバンド活動を当面休止することが18日(日)、所属レコード会社より発表された。解散ではなく、将来再びサザンとして活動を行うことを示唆しており「非常に建設的な意味での休止宣言ととらえていただきたい」としている。

 1978年にデビュー以来、数々のヒット曲を発表してきた怪物バンドの“進退”が遂に明かされた。まずは06年8月9日に発売した「DIRTY OLD MAN〜さらば夏よ〜」以来、2年ぶりのニューシングルを8月6日に発売。メンバーはすでに先月末より楽曲制作にとりかかっており、今年6月25日に迎えるデビュー30周年の記念碑的な意味合いの作品になるという。

 また、8月16日(土)、17日(日)、23日(土)、24日(日)の4日間にわたり“サザンオールスターズ『真夏の大感謝祭』30周年記念LIVE”と銘打ち、史上初の同一アーティストによる横浜・日産スタジアム4days公演を開催。2003年の同会場2days公演よりさらに規模を拡大し、4日間で約30万人の動員を見込む(7月12日よりチケット一般発売)。

 その後の予定は発表されておらず、来年以降は特に期限を設けずに当面の間バンドとしての活動を休止する。資料では「今回、30周年という大きな節目を迎えるにあたり、「サザン」という屋号を一旦休ませることによって、各々のメンバーもその枠にとらわれず、より自由な発想とペースをもってさまざまな音楽活動に取り組んでいくことにしました」と、公式コメントとして発表した。さらに「そうすることによって、またいずれサザンオールスターズとして集まった時には、世の中のみなさんに対しても、より新鮮で刺激的な活動をお見せできるようにしたい」と今回の活動休止が、至って前向きなバンド活性化への方法だとしている。

 現時点で、来年以降の各メンバーのそれぞれの活動内容や方向性は未定。間もなく季節は本格的な梅雨に突入。そしてサザンの夏がやってくる。国民的バンドは大きな花火を打ち上げ、そして静かに雌伏の時を迎える。

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