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米ピッツバーグ出身の黒人青年が演歌歌手デビュー

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アメリカ・ピッツバーグ出身の黒人青年、演歌歌手デビュー。

 米ピッツバーグ出身の1人の青年が、来年2月に演歌歌手としてデビューすることがわかった。その名はジェロ。日本人以上に日本人らしい演歌の魂を持つと言われる彼は、米国ペンシルバニア州・ピッツバーグ出身の26歳。祖母が日本人というクォーターで、幼少の頃から演歌に親しみ、大好きな祖母を喜ばせるために演歌を歌い始め、自身もその魅力に惹かれるようになったという。

アメリカ・ピッツバーグ出身の青年の演歌歌手デビューで、演歌歌謡シーンに新風。 

アメリカ・ピッツバーグ出身の青年の演歌歌手デビューで、演歌歌謡シーンに新風。 

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 24日(月)に放送された『未来報道2007・ニッポン・新HERO伝説』(日本テレビ系)の中で、注目の新人演歌歌手として紹介されたジェロ。本場アメリカのブラック系ヒップホップアーティストにしか見えないルックスとたたずまいでスタジオに登場。ゲストのタレントらが半信半疑で見守る中、「釜山港へ帰れ」(チョー・ヨンピルが歌った演歌の大ヒット曲)を歌い始めると、スタジオ内は「エーッ」という驚きの声で騒然。外国人が歌う際にありがちなカタコトの日本語ではなく、発音からコブシ、お辞儀の仕方や手の振りまですべて完璧な、日本人顔負けの熱唱だったからだ。さらに石川さゆりの「津軽海峡・冬景色」も披露し、歌い終えた後にはゲストのみならず、観覧客も総立ちになって拍手を送った。

 放送後には、番組を見ていた視聴者がブログなどを通じてその歌唱力を絶賛。ネット上にはそんな記事が目立つようになった。ジェロのリリースに先がけた“テレビデビュー”は全国に衝撃を与えたようだ。なお、詳細はまだ未定だが、来年2月のデビューへ向けて現在準備が進められている。話題性はもちろん、その歌唱力も期待され、来年の演歌ランキングの動向、そして、ジャパニーズ・ソウルこと“演歌”が、彼によってどのように歌われていくかが注目される。




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