2007年07月18日 06時00分
服部克久、訴える!「コンテンツを大切にして・・・」
(社)日本音楽事業者協会などが参加する『デジタル私的録画問題に関する権利者会議』が7月17日(火)、都内でコピーワンス問題と補償金制度に関する緊急声明を発表した。
2011年のデジタル放送完全移行化に向け、総務省がコピー制御技術『コピーワンス』の見直しを検討。あくまで「ユーザーの自由を奪わない」という観点から、代表して椎名和夫氏が、これまでの経緯や解決策を発表した。
椎名氏は、コピーワンスの規制緩和について「私的録画補償金制度」(アーティストなど、権利者に支払われるお金。MD、録画用DVD-R/RWに対価として価格に上乗せされている)が大きく貢献していると主張。「権利者は(私的〜について)、お金が欲しいのではなく、ユーザーがコンテンツを自由に楽しむ機会をキープするのが目的」と説明。現在、JETA(社団法人電子情報技術産業協会)が、ルールの設立直前に決裂しかけている点に関しては「決裂する気はない。努力はするが、一連の(JETAの)動きを見ていて、説明がお粗末だと思う」とコメント。2つの制度がユーザーに周知徹底されていないことは認めた上で「大事な役割を果たしているということをアピールしていきたい」と述べた。
また、会見に出席した作曲家・服部克久氏は「1つの曲で、どれだけの人が生活をしているのか、そこへ行くまでに練習したり勉強したりしているのか、コンテンツに対する尊敬の念をユーザーは持って欲しい。(コンテンツが)いかに“貴重なモノ”か。使い捨てにならないことを望む」と語った。
この後、参加者は丸ビル内で通行人にビラを配り、アピールしていた。