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　女優の北乃きい（19）が、主演ドラマ『虹の向こうへ』（11月1日よりBeeTVにて配信）で、意中の男性へ一途な想いを寄せる“待つ女”を演じることが9月30日、わかった。大好きな先輩や幼なじみとの再会をきっかけに、大人へと成長する七海（北乃）の姿を描いたリアル青春群像劇。意中の先輩を1年間、離れたまま待ち続ける切ない役どころに北乃は「好きと決めたら、待っていられると思います」と自身の恋愛観を重ねた。

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　好意を寄せるも突然、音信不通となってしまった学校の先輩・秋山（細田よしひこ＝22）に再会するため、上京して同じ大学へ入学した七海だったが、秋山の“変貌”ぶりに落胆の色を隠せない。そんな七海に、優しく手を差し伸べたのは幼少時代、近所に住んでいた幼なじみで、偶然再会した池内（大東俊介＝24）だった。ドラマでは大人の階段を一歩ずつ登る七海の“ひたむきさ”にもスポットを当てつつ、若い世代特有の恋や人間関係における苦悩や葛藤を描く。

　共演者同士微妙に年齢が異なることから、北乃は「控え室でも何だか面白くって、すごく楽しかった。現場でも細田さんが引っ張ってくれて、優しいなと思いました」と、キャスト同士息の合った収録が出来たという。初の女性監督との仕事で、同性ということで役作りや演出など「キュン」とくるところなど共感できたといい「役について毎日話ができたり安心しました」。恋愛に悩む同世代に向け「前向きになれると思います」と作品をアピールしている。

　ドラマは1話約10分で全15話を毎週月曜日に配信。北乃は主演だけでなく、主題歌「トドカナイ」（10月27日より着うた配信開始）も担当する。