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大河ドラマ『江』新キャストにミムラ NHKドラマ&時代劇初挑戦

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 NHKは30日、2011年放送の大河ドラマ『江〜姫たちの戦国〜』の新キャストに女優・ミムラを起用すると発表した。NHKドラマおよび時代劇初出演となるミムラが演じるのは、本能寺の変をきっかけに波乱万丈な人生をたどる明智光秀の娘で、後に洗礼を受ける細川ガラシャ。ガラシャは主演・上野樹里演じる江が憧れる女性としても描かれ、ミムラは「初の時代劇、初の実在の人物を演じることにドキドキしていますが、そこも含めて楽しみつつ、精一杯「細川ガラシャ」を全うしたいと思います」と意気込みを語っている。

 戦国時代を生きた女性たちを描く同作で、ミムラがガラシャの“生き様”を体当たりで演じる。ミムラは「いつかは経験してみたいなと思っていた大河ドラマ。お声掛け頂いてとても嬉しかったです」と並々ならぬ思いを寄せ、同ドラマの屋敷陽太郎チーフ・プロデューサーも「ミムラさんは、“人間としての幅の広さ”を演じられる、まさにガラシャ的な懐の深さをもった女性だと感じています。ガラシャならではの“戦いの作法”を、華やかに、しなやかに、そして烈しく演じていただきたい」と期待を込める。

 原作・脚本を手掛ける田渕久美子は「ガラシャをヒロイン江にとっての憧れの女性として描きたい」としており、上野演じる“江”が、ガラシャを通じて戦国に生きる女性の悩みの深さや、覚悟や心意気の強さを学んでいくことになる。

 光秀の娘として生まれた珠(たま)ことガラシャは、父の主君・織田信長(豊川悦司)の仲人で名門・細川家に嫁ぐ。長男・忠隆(後の長岡休無)を儲けて平穏な日々を送るも、父が起こした本能寺の変を機に“裏切り者の娘”の烙印を押され、数年間の幽閉生活を強いられる。その後、キリスト教に救いを求め、ガラシャを名乗る。天下分け目の関ヶ原の戦いを前に、敵方の大名の妻たちを人質にとろうとした石田三成の思惑を打ち破って自ら命を絶つ道を選び、その戦いの流れを決定づけたとされている。

 同作は、信長の妹・お市の方の三女として生まれ、3度目の結婚で徳川二代将軍・秀忠の正室となり、三代将軍・家光を生み大奥を築いた江の生涯を描いていく。

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