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　人気グループ・V6の岡田准一が9日、東京・台場で行われた自身の主演映画『SP THE MOTION PICTURE 野望篇』（10月30日公開）のイベントに本物さながらの“SP”として登場、集まった観客に紛れ込んだ“不審者”を背負い投げで制圧し会場を沸かせた。共演の真木よう子らとともにフジテレビ・豊田皓社長を警護した岡田が、フィリピン武術・カリで鍛えた体を武器に、不測の事態に冷静に対処してみせると会場は拍手喝采。岡田は「今回も、ガツガツとしたものを作りたいと思い頑張りました」と気合い十分で、深夜枠で大ヒットしたドラマに続く、映画版への熱き思いを真剣な表情で語った。

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　『SP』はフジテレビ系のドラマとして2007年11月より深夜枠で放送され、異例の平均世帯視聴率15.4％を記録した。映画は2部構成で、卓越した危機回避能力を持つ主人公・井上薫（岡田）と、SPの仲間たちが大規模テロリストたちと戦う姿を描く。続編となる『革命篇』は、来春公開予定。

　岡田は格闘シーンが多いことなどを挙げ、撮影現場では「アザを作るのは普通です。皆、おかしくなってますね」と、まさに体当たりの演技が続いている様子。ドラマと比較して「スケールアップしていると思います！」と、その出来栄えに自信をのぞかせた。

　また、紅一点の参加となった真木は当初、体力面で撮影に不安を抱えていたものの、今では激しいアクションにもすっかり慣れたようで「殴ったり蹴ったりするのが、だんだん快感になってきました」と感想を語っていた。

　そのほか、イベントには松尾諭、神尾佑も出席した。


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