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「夢がひとつ叶った」辻詩音、映画主題歌を“出すわ”

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 女優の小雪が単独初主演する映画『わたし出すわ』(森田芳光監督)の主題歌に、シンガー・ソングライターの辻詩音が歌う「ほしいもの」が決定した。辻は2008年11月デビューの弱冠19歳で、映画の主題歌はもちろん初めて。デビュー前からの「夢がひとつ叶った!という感じでほんとに嬉しいです」とコメントしている。

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 映画のラッシュを観て、そこから発想して曲を書き下ろすというのも初挑戦となった辻だが、「主人公の不器用さや人との繋がりを求めるところに共感したとき、一気にメロディと言葉が溢れてきました」と制作時を振り返る。そして「情報がたくさんあふれている毎日だけど、本当に“ほしいもの”はすごくシンプルなものなんだ…と、私自身が感じたことを歌にしています。私にとってすごく大好きな曲になりました」と思い入れもひとしおといった様子。

 今作が13年ぶりの完全オリジナル作品で気合の入る森田監督は、提案を受けた数十アーティストの中から「音色に存在感を感じ、歌詞が(主人公の)摩耶に似ている」と辻を抜擢。「大人の観客はもちろん、まだ若い10代の方にも映画をこう感じてもらえたら監督としてどんなに幸せか」と絶賛している。また、小雪も「この映画独特の世界観を、最後にしっとりと仕上げるような素敵な曲」とコメントを寄せている。

 映画『わたし出すわ』は、莫大な財を築いて故郷に戻って生きた主人公・摩耶(小雪)が、久々に再会した高校の同級生たちの夢や希望を実現させるために、次々に「わたし、出すわ」と大金を差し出す、謎めいた物語。お金の使い方を通して浮かび上がる人間性と人と人との関係性を描き出す。10月全国劇場公開。

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