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『ONE PIECE』最新劇場版で原作・尾田栄一郎氏が異例の“製作総指揮”

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 人気漫画『ONE PIECE』の劇場版アニメ第10弾『ONE PIECE FILM Strong World』の公開が、12月12日に決定。アニメ10周年、劇場版第10弾を記念して原作者の尾田栄一郎氏が“製作総指揮”を手掛け、完全新作として、同氏が初めて映画版のストーリーを担当することが、11日発売の『週刊少年ジャンプ』(集英社)誌上で発表された。尾田氏は「自分の名前が出るからには、今までと明らかに違う映画を観せたいので、映画に携わるすべてのスタッフに口を出し、また外部から呼び込み、色んなわがままを言いながら製作進行中です。設定画は120枚以上提出してます。まだ描きます」と、初のオリジナル映画にかける意気込みをみせている。

3月4日に発売された『ONE PIECE』 第53巻(集英社) 

3月4日に発売された『ONE PIECE』 第53巻(集英社) 

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 アニメの劇場版は、アニメ版に編成されたスタッフが製作するオリジナル作品として公開されるのが通例となっているなか、今回の最新劇場版では“製作総指揮”として、作者自らがストーリーを描く。尾田氏はキャラクターの設定画も手掛け、ルフィ、ゾロ、チョッパーら人気キャラクターがスーツを華麗にまとい、バズーカーを持ったラフ画も公開。原作では登場しないスーツ姿でバズーカーを携え、麦わらの一味がどのような冒険を繰り広げるのか、ファンは首を長くして、公開日を待つことになりそうだ。

 『ONE PIECE』は1997年に連載を開始。海賊王を目指すルフィが旅を続けながら、宿敵と戦い、時に仲間に加えながら成長していく人気作で、コミックスは53巻まで発売されている。1999年からはフジテレビ系列でテレビアニメ化され、2000年に劇場版の第1弾が公開。劇場版は1年に1度のペースで公開され、これまでに9作が公開されている。

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