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　女優・黒木瞳が28日（金）、都内で行われたNHK時代劇スペシャル『母恋ひの記』の記者会見に“母子役”で共演するお笑いタレント・劇団ひとりと出席した。時代劇初挑戦の劇団ひとりに黒木は「ロケ先のホテルでの初対面で彼は、緊張していたのかスリッパ姿。『カワイイなぁ』と思いましたね」。終始、恐縮した劇団ひとりも「（黒木は）母親には思えない。実家の母とは、結びつかないなぁ」と話し、笑いを誘った。

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　作家・谷崎潤一郎の『少将滋幹の母』を原作に、平安時代初期の美人妻（黒木）と引き離された青年（劇団ひとり）との再会までを母性とエロスで描いた作品。今や本業のお笑い以外での活躍も目覚しい劇団ひとりは「中身も浮世離れしていて、時代劇初挑戦で黒木さんと大滝秀治さんの息子役。どういうことなの？って驚きました」。

　劇中では、母との再会への過程で、滝に打たれながら生死のはざまをいく荒行シーンもあるが「映像の見た目以上に水が冷たく、寒かった。ここを強調して皆さんは書いてください！」と本業のお笑い並みの体を張った撮影をプッシュしていた。

　NHK時代劇スペシャル『母恋ひの記』は、12月13日（土）後9：00よりNHK総合で放送される。