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　シリーズ累計出荷数120万本を超える人気アクションゲーム『戦国BASARA』（カプコン）が、2009年にアニメ化されることが9日（木）にわかった。同ゲームは、男性のみならず若い女性の心も掴み、“女性の戦国時代ファン”を生み出すきっかけにもなった作品。近年では「女性たちが武将ゆかりの地を巡る」といった現象も増加傾向にあるといわれており、今回のアニメ化によって、戦国武将ブームはさらなる盛り上がりが予想される。

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　同ゲームは、伊達政宗や真田幸村、前田慶次といった戦国時代の武将たちを、史実を軸にしつつ、現代的にアレンジして“新しい戦国武将像”を作り出した点が特長。2005年の発売から現在まで、4シリーズが発表されており、2009年春にはプレイステーション・ポータブル対応の新シリーズ『戦国BASARA　バトルヒーローズ』が発売される予定だ。登場する個性的な戦国ヒーローによって “戦国ファン”層が拡大しているとも言われており、関連書籍やCD、フィギュアなども続々と発売されている。

　アニメーション制作を担当するのは、テレビアニメ『精霊の守り人』やベネチア映画祭でノミネートされた『スカイ・クロラ』などを手がけたプロダクション・アイジー。『BLOOD+』『RD 潜脳調査室』などの大久保徹氏がキャラクターデザイン、総作画監督を務める。

　アニメ化に際し、カプコンは「原作の世界観を踏襲しながらも、アニメというメディア独特の表現技法をいかんなく発揮し、『戦国BASARA』というコンテンツの可能性を最大限に引き出してまいります」と述べている。