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玉木宏、『真夏のオリオン』で戦争映画に初出演

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 池上司の『雷撃深度一九・五』を原作にする、第二次世界大戦中の海上を舞台に米駆逐艦と日本海軍の潜水艦の戦いを描く映画『真夏のオリオン』の製作が発表された。主演は若手トップ俳優の玉木宏、その親友役には、男性デュオ・ケミストリー堂珍嘉邦が俳優としてスクリーンに初登場。それぞれ「厳しい当時の時代を生きた人の感情を伝えられるように懸命に取り組んでいきたい」(玉木)「音楽とは違う、新たな環境でクリエイティブなもの作りをやれる事が最大の幸せです」(堂珍)とコメントしている。

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 『真夏のオリオン』は、駆逐艦と潜水艦という互いに顔を会わすことのない状況のなか、ファイトマン・シップで戦い抜こうとする男たちの姿を熱くスリリングに描いた戦争サスペンスをベースに、人気作家・福井晴敏が新たな人間ドラマとスペクタクルなアクションシーンを書き下ろして再構築された。「64年前の楽譜が時を越えて、人々の心をつなぐ」という福井によるオリジナル・アイデアが盛り込まれたことで、映画の持つスケール観がさらに広がっている。

 監督は、『地下鉄に乗って』『山桜』『深呼吸の必要』など、優れた人間ドラマの演出に定評のある篠原哲雄。撮影にあたり、東宝スタジオ内に「イ−77潜水艦」の巨大セットを建造。また、海外ロケによる戦闘シーンでは、実際にアメリカ海軍が使用していた駆逐艦での撮影を敢行、本物にしか生み出すことができない迫力映像を創り出していく。

 キャストは、玉木、堂珍のほか、益岡徹、吉田栄作、吹越満、平岡祐太、鈴木拓(ドランクドラゴン)らが個性溢れる幹部潜乗員を演じ、さらに、黄川田将也、三浦悠、森廉、奥村知史、太賀ら注目の若手俳優らが勢揃い。既存の戦争映画のイメージを一新する鮮烈でエネルギッシュな演技が披露されることになりそうだ。

 今回が戦争映画への初出演となる玉木は「呉市と江田島市の海上自衛隊関連施設におじゃまし、第二次世界大戦や潜水艦について勉強してきました。勉強は引き続き行っておりますが、厳しい当時の時代を生きた人の感情を伝えられるように懸命に取り組んでいきたいと思います」と意気込みを語っている。

 映画は7月1日にクランクインし、8月中旬にはニューヨーク、メキシコ、タイでの撮影を予定。2009年の完成、公開を予定している。

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