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新CMスタートで、「TSUBAKI」CM好感度が再び上昇

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 CMならではのキャスティングというものが存在する。出演者が同じジャンルで活躍していても、全員のスケジュールを一時に揃えるというのは、容易なことではない。ドラマならば一定の期間、全員の活動を拘束しなければならないし、歌番組でもそのなかの1人が音楽とは無関係なスタンスを取っていると調整が俄然困難になってくる。その意味で、それぞれの分野で活躍するタレントが一同に会するという豪華さは、まさにCMというフィールドだからこそ可能な“夢の共演”といえるだろう。

 上位を賑わしている携帯電話各社のキャスティングもこれにあたるが、それらに先んじて魅力あるコンセプトを打ち出したのが、資生堂「TSUBAKI」における“女優・モデル共演”。その流れは現在も続いている。商品パッケージのカラーが赤と白の2色になったこともあり、CM全体がいっそう華やかさを増した印象を受ける。旬の若手から国民的な実力派まで起用した幅の広さも、世代を超えた親しみやすさを生み出し続けているようだ。「たくさんの美人女優さんが出演されていて、圧巻でした!」(千葉県・17歳・女性)「出演者が全員美人で豪華だから」(東京都・17歳・男性)。新バージョンが放映されると常に上位に食い込んでくるように、そのインパクトは色あせていない。

 17位の森永製菓「ウイダーinゼリー」では前シリーズに続き浜田雅功浜崎あゆみ山下智久が出演。息の合ったやり取りを見せているが、「総論・朝」篇ではさらにフィギュア・スケートの女王・浅田真央が特別出演、豪華さに拍車をかけている。しかし、豪華さという点では、SMAPが年配の男性相手にラグビーで闘う大塚製薬「ポカリスエット」のCMも外せない。個々でもマルチな活躍を見せる彼らが5人揃ってCMに登場するのは、『SMAP×SMAP』とは異なる贅沢な映像といえるのではないだろうか。「久しぶりにこの商品を飲みたくなった。何回見ても飽きることなく面白い」(神奈川県・17歳・女性)。

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(2008年4月3日〜4月7日、1都6県在住の中・高校生、各300人、計600人にインターネット調査したもの) 
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