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ソフトバンク「白戸家の人々」シリーズCM、首位を独走


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上戸彩(08年4月撮影)

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 上戸彩、樋口可南子という華のある女優を巻きこみ、さらに犬をしゃべらせてシリーズ展開するソフトバンク・モバイルのCM「白戸家の人々」が好評だ。

上戸彩(08年4月撮影) 

上戸彩(08年4月撮影) 

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 15秒、30秒などの制約があるCMは、複雑なキャラクター設定を施すと視聴者が混乱をきたし、肝心のメッセージが十分に伝わらないかもしれないという危うさがある。だからこそ、誰もが知る人気タレントや存在感が際立つ人物、動物をイメージ・キャラクターに据えることが多い。しかし、首位を独走し続けているソフトバンクモバイル「白戸家の人々」シリーズの場合は、最初からキャラクターに関する情報が“膨大”だった。犬がしゃべる、外国人が日本語を操るという“おもしろさ”を別々の“篇”を通して描くことで、事前の“ステップ”を踏んではいたものの、その両者が、上戸彩、樋口可南子という華のある女優を巻き込んで、“家族”というキーワードで括られてしまう。

 複雑なキャラクター設定ながらも、視聴者に「この家族はいったい何?」という大きな疑問と興味を強く植え付け、“心地よい混乱”を生んだ。

 これだけのインパクトを最初に与えてしまうと、その後の展開を描くのがなかなか難しいところだが、制作陣はベールを丁寧に剥がしていくように、新作のスタートごとにさらに強烈で斬新な“事実”を打ちだしてきた。イルカのおじさまの登場に、父親が“教職者”というエピソード。一見「なんでもあり」のような設定だが、家族の構図に興味を抱いていた視聴者にとっては、さらに“ファンタジー度”を増やしてくれた、との印象が強かったのではないだろうか。だからこそ、最初に“家族”が登場してからかなりの時間が経過したにもかかわらず、圧倒的人気をキープし続けているのだ。

 「家族構成などの、大胆な発想が印象的」(東京都・17歳・男性)「設定が不思議だし、いろんなストーリーがあるのが面白いから」(東京都・17歳・女性)。

 近作では、父親が旅に出たり、両親の意外な“上下関係”が暴かれるなど、視聴者を引き込むエピソードが次々と披露されている。長く続いているシリーズだからこそ可能なキャラクター設定ではあるが、丁寧に作り込んだからこそ生まれた設定だともいえよう。

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(2008年3月6日〜3月10日、1都6県在住の中・高校生、各300人、計600人にインターネット調査したもの) 

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