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　俳優の藤原竜也、鹿賀丈史、麻実れい、美波らが3月31日（月）、都内で行われた舞台『かもめ』の制作発表に出席した。舞台初共演となる藤原から「トップを走り続けている方」と賞賛された鹿賀は「この年代ではNo.1だが、酒の席は避けたいね」と藤原の酒癖の悪さを警戒して会場を盛り上げた。

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　今作は、芸術に翻弄され、壊れゆく人々が描かれたチェーホフの4大戯曲の中で最高傑作と呼ばれる作品。若き芸術家・トレープレフ役の藤原は「今まで自分が演じてきた役とは質の違う役。新しい自分を発見できると思う」と意気込み、胸元が開いたセクシーなドレスで登場した美波は「イメージを掴もうと思ってチェーホフの本を全部読んだら大ファンになりました。期待と不安の両方ありますけど、稽古に入るのが楽しみ」と笑顔を振りまいた。

　今作で話題となっているのが、共に舞台俳優として確固たる地位を築いた藤原と鹿賀の舞台初共演。俳優として鹿賀を尊敬しているという藤原は「演劇界でトップを走り続けている方。助け合い、ぶつかり合って自分の変化を楽しみたい」と敬意を表した。対する鹿賀も「この年代ではNo1の俳優。表現の仕方、存在感、声の張りなど、全てが素晴らしい。同じ舞台に立つにはそれなりの覚悟が必要だね」と大絶賛するが「でも、酒の席はなるべく避けたいね。そっちでも元気が良いみたいだからね」と、噂に聞いた藤原の酒癖の悪さを用心する構えで、藤原も苦笑いしっぱなしだった。

　舞台『かもめ』は6月20日（金）〜8月8日（金）まで東京・赤坂ACTシアターほかで公演。