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　歌舞伎役者の尾上菊之助と英俳優ベン・バーンズが18日（火）、東京・赤坂の日枝神社で映画『ナルニア国物語/第2章：カスピアン王子の角笛』のヒット祈願と出陣式イベントを行った。バーンズ演じるカスピアン王子役で声優に初挑戦する“歌舞伎界のプリンス”尾上は「日本にも王子はたくさんいますが、本当の王子はバーンズさんだと思った」と語り、会場を盛り上げた。

　尾上は声優初挑戦へ向け「作品のイメージを守りながら、自分の個性も生かしていければ」と意気込みを語り、バーンズは、祈祷式の感想を「儀式に参加できて光栄。美しかったけど、大きな太鼓の音や剣を見たときは、少し恐ろしかった」と苦笑いで本音をポツリ。

　また、人間の王子に生まれながらにして、話の中でしか存在しない生き物たちが住む世界・ナルニア国を救うという運命を背負った悲劇の王子役を演じたバーンズに、尾上が「（同シリーズの）第3章に出させてほしい。何の役でもいいのでおっしゃって下さい」とお願いすると、バーンズは「では、私の役を」とジョークを飛ばしてみせた。

　ディズニーの実写映画史上初めてプリンスを主役とした映画『ナルニア国物語/第2章：カスピアン王子の角笛』は、5月21日（水）より公開。

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