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　歌手の和田アキ子が30日（日）、前日に続き『第58回NHK紅白歌合戦』のリハーサルを行った。リハの途中で取材に応じた和田は「何か聞きたい事ありますか？」と自ら報道陣を即す余裕ぶりで、前日ニアミスに終わっていたすぎもとまさとへの直接謝罪を済ませたことを報告。さらに、リハ中に抱き合ってお互いに涙を流したDREAMS COME TRUEの吉田美和とのやりとりや、中居正広と倖田來未の熱愛報道、前日に自ら示唆していたココリコ・遠藤章造と千秋の離婚など次々と話題のネタに言及した。

　この日のリハでは、普段から親交が深いドリカムの吉田とステージ上で数分間抱き合って泣く場面もあり「電話でしょっちゅう話をしていて、その時から（吉田が）ビービー泣いていた。（亡くなった夫は）帰ってこないものは帰ってこないんだよと慰めた」などのやりとりがあったことを報告。紅白での再会を楽しみにしていたそうで「嬉しくて泣いた。頑張ろうって声を掛けて、2人とも感極まった」と心情を明かし「（最後は）笑っていた。私も我が子を持っているみたいで嬉しかったし、吹っ切れてくれたと思う」と吉田にエールを送った。

　また、紅白前のタイミングで再び火がついた中居と倖田の熱愛報道については「倖田（の件）はね、まぁまぁですね。言わない方がいい。2人が（愛を）育んでいるか、何ともないのかは言えない」と言葉を選んで明言を避け、「2人ともいい奴。中居も大好きなんで」と2人のそれぞれの幸せを願った。

　「知らない人」発言により報道陣の格好の材料となっていたすぎもとへは「ちゃんと謝罪しました。楽屋に入ってすぐに」とニッコリ。終始恐縮しっぱなしっだったというすぎもとに「すいません。申し訳ないです」と和田が直接詫びを入れたそうで「電話では失礼ですから。お顔を見て謝りたかった。スッキリしています」と晴れ晴れとした表情だった。

　自身の禊（みそぎ）報告を終えると最後はココリコ遠藤と千秋の離婚というホットな話題へ。一昨日（28日）の昼間に事前に報告を受けていたそうで「この年の暮れに寂しいな」とポツリ。おしどり夫婦と思われていた2人の夫婦関係を「何年か前から心配していた」ことを明かすと、「（遠藤は）落ち込んでいるというより、自分でもビックリしていたと言っていた。年末は仕事で（悲しみを）紛らわすと言っていました」と遠藤のコメントを代弁していた。

　この日の和田は、最後まで「もう聞く事ないですか？」と報道陣を気遣い、芸能界のご意見番として年内総決算するかのように取材に応じていた。

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