Kスタ過去最多の動員数？！熱狂的で感動的なステージ！

　10月1日にDOWNLOADシングル「花になれ」でメジャーデビューを果たしたflumpoolが、デビュー後初となるフリーライブを、KDDIデザイニングスタジオで開催。この曲はau「LISMO」CMタイアップソングとしても放送されていました。ライブは、Kスタ始まって以来？と思えるほどの大混雑の中で、ハッピーな時間となりました！

「すごくたくさんの人がflumpoolを見るためにわざわざ来てくれて、初めてリアルにデビューできたことを実感しました」（元気）
flumpool、デビュー後初のフリーライブには、大勢のファンが大集合。ライブ会場に入りきれないほどの人数に、本人たちもビックリ。
「正直こんなにもたくさんの方々が集まってくれるとは思っていなかったので、凄く嬉しかったです！並んで頂いたのに、見ることができなかった方には本当に申し訳ないと思っています」（誠司）

　ステージに登場したメンバーは、全員ニコニコ顔。一生（かずき）は“最終兵器”と描かれたタオルを掲げて（自身のブログで“最終兵器、かずきです”と書いたので）、元気も便乗して“オレこそ最終兵器”と描いたタオルを・・・（笑）。
「今日は最後まで楽しんでいって！」（隆太）
誠司の4カウントから心地よい8ビートが走り出した。お客さんの手拍子と笑顔が加わり、Kスタならではの間近で見られる距離感もあって、会場はイッキにヒートアップ。「Over the rain〜ひかりの橋〜」では大きなサウンドのうねりに引き込まれた。真っ直ぐに前を見据えて、キモチを込めて歌う隆太の涼しげな目が印象的。続いて「花になれ」を披露。跳ねるストリングスのイントロが始まると、会場から歓声が上がった。ベースのビートに乗って走るAメロ、切なくも熱く疾走するサビメロ。一生のアグレッシブなギターソロにもため息が。誠司と元気は笑顔でアイコンタクト。隆太は、額にうっすらと汗を滲ませての熱唱だった。メンバー紹介では、一生以外の3人の紹介が終わった時点で隆太が「以上がflumpoolなんですけど・・・」と言い出す。「ヘイ！」と突っ込んだのは、モチロン紹介されていなかった一生。そんな仲のいい風景も交えながら、ライブは後半へ・・・。

「Hello」は、11月19日発売のアルバム『Unreal』の収録曲。秋を感じる音の中で深い歌詞を聴いていると、アルバムがより一層楽しみになってきた。ラスト曲「labo」では、この日一番のグルーヴを体験。最後のシメも気持ちよ〜くキマり、会場は爽やかな感動に包まれた。

「デビュー後初のライブで、バンドのメッセージを目の前にいるお客さんに伝えることができるライブの素晴らしさを改めて感じました」（元気）
「たくさんの方々が駆けつけてくれたりライブ会場の外からも応援してくれていたりで、とても嬉しかったです。音楽をやっててよかったな〜と思います。また、皆さんの前でやってもいいですか？」（隆太）
“やってもいいですか？”と問いかけに、メンバーは突っ込み、お客さんは大ウケ。
「ホントに幸せな時間でした。楽しい時間ってあっという間に過ぎて行くのが悲しいです。ライブは僕達にとっても一番の楽しみなので、これからもたくさんライブして皆と一緒に楽しみたいです」（一生）

（写真：鈴木健太）
（文：三沢千晶）

KDDIデザイニングスタジオのイベント情報はこちら  

【リリース情報】
Unreal
flumpool
2008/11/19［アルバム］　価格：\1,890（税込）
A-Sketch　品番：AZCS-1001


 

【プロフィール】
メンバーは、山村隆太（Vo)、尼川元気（B)、小倉誠司（Dr)、阪井一生（G）の4名。
2002年、幼稚園からの幼なじみである山村、尼川、阪井の3人でアコースティックギター・ユニットを結成。
3年間の活動を経てドラムの必要性を感じ、知人の紹介で小倉と出会い、2007年1月、flumpoolを結成。
2008年10月1日、DOWNLOADシングル「花になれ」でメジャーデビュー。
2008年11月5日、DOWNLOADシングル「Over the rain〜ひかりの橋〜」をリリース。
2008年11月19日、アルバム『Unreal』をリリース。

【関連リンク】
■アルバム『Unreal』インタビュー
　『『LISMO』CMソングやドラマ主題歌で話題殺到の彼らが初登場！！』（2008/11/05）

【オフィシャルサイト】
http://www.flumpool.jp