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雨上がり決死隊、結成20周年振り返る〜ナイナイ、ロンブーへの焦燥感

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 コンビ結成20周年を迎えたお笑いコンビ・雨上がり決死隊が20日、東京・六本木のテレビ朝日で冠番組『アメトーーク』での20周年記念番組の収録前に会見を行った。ナインティナイン、FUJIWARAらと1991年に結成した若手芸人によるお笑いダンスユニット・吉本印天然素材で脚光を浴びつつも、卒業後は後輩芸人の人気にのまれすさんだ時期もあったという。冠番組への思い入れ、これまで苦難の日々を自らの言葉でひも解く。

――20周年を迎えて。

宮迫博之 「こんなタイミングがずれた20年はないんじゃないですか? 実際は21年目ですよ?」(※以下、宮迫)
蛍原徹 「いろいろ、数え方がありますからね。コンビ結成が平成元年の10月。だから丸20年。20周年になるんですよ」(※以下、蛍原)
宮迫 「でも、この前、千原兄弟とかが20周年! ってやってたで? 僕らが1コ先輩なのに。そもそも、10周年をやってないんで、イマイチ…」

――初の冠番組『アメトーーク』の存在とは。

宮迫 「我々、内面の人格が破綻してるんです。所帯もってるけど、まともな人間ではないので、だからすぐ(番組が)終わると思ってたけど、人気番組と呼ばれるまでになった。嬉しいことですよね」
蛍原 「『アメトーーク』の歩みですよね。DVDも出るなんて思ってなかったもん」
宮迫 「改めてどんなトークをしてきたかを観たら、おかしいですよ!? (油)揚げで1時間も持つ番組ないですよ。でもそれが合ってたのかな?」

――『アメトーーク』放送開始以来、この7年間で変わったこと。

宮迫 「2人とも緊張しいだけど、本番でこんなに笑うようになれた。なかなか、そういうスタンスの仕事がとれてなかったんですけど。余裕ができたかな」
蛍原 「業界の人が好んで観てくれる番組。僕ら人見知りだけど、後輩芸人とかが『アメトーーク』の話題で話しかけてくれるから、人見知りもをなくならしてくれた」
宮迫 「ドラマでも共演者が『私もガンダム芸人なんですよ』って言ってきてくれる。僕は(人見知りで)小窓を開くことぐらいなので、向こうから大窓を開いてくれるのは助かります」

――20年でつらかったこと。

宮迫 「2年後輩のナインティナインが人気あがってきて、番組共演した時、ナイナイは忙しいから後で来るってんで、楽屋に先に入って驚かそうとした。したら弁当が俺らより豪華で。エビがはみ出してブリッてなってたのを見て、芸能界ってそうなんだって思った。あいつら売れてるんだと(苦笑)」
蛍原 「ナイナイもそうだけど、天然素材卒業した後、その時のスタッフから『ロンドンブーツの電話番号知らないか?』と言われた時はね。その日は血が出るまで飲んだ」

――天然素材の再結成について。

宮迫 「たまたま最近、フジモン、バッファロー吾郎の木村、宮川大輔、ケンコバとそんな話したなぁ」
蛍原 「でも無理ですよ。ダンスとか、40過ぎたオッサンにはできない」
宮迫 「あれ、ダンスありきなんでね。まぁ、できたらいいけど」


――最後に改めて20年を振り返って。

宮迫 「蛍原さんも40歳超えてね…。一番時間を共にしてるので、体力の衰えや体臭の臭さ、くしゃみの臭さとかね…体には気をつけてと思う。でも、くしゃみの臭い、うんこだったんですよ(笑)」
蛍原 「体もそうですけど、ホント吉本に入ってよかったと思う。入ってなかったらただのホームレスでしたよね」
宮迫 「そう、麒麟の田村(裕)みたいになってましたよ」

※バラエティ番組『アメトーーク! 雨上がり決死隊20周年記念〜雨上がり決死隊ふたりでトーク〜』は8月6日(木)放送予定。



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