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山田洋次監督、渥美清さん13回忌で明言。代役での『男はつらいよ』続編は「ない」

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 映画『男はつらいよ』の登場人物“寅さん”の愛称で親しまれた故・渥美清さんの13回忌献花式が2日(土)、東京・葛飾柴又の『寅さん記念館』で行われ、名誉館長であり同作監督の山田洋次、初代マドンナを演じた光本幸子らが出席。光本は「もう13年も経っちゃったのかという感じで、それだけ(今でも)いなくなった気がしないんでしょうね」と、渥美さんの存在の大きさを感慨深げに語った。

山田洋次監督と初代マドンナ・光本幸子 

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 記念式典には、寅さんの格好をした“自称・寅さん”をはじめ、約300人ものファンが集結。地元中学校の吹奏楽部による「寅さんのテーマ」演奏などが行われ、盛大に開催された。シリーズ48作を共にした渥美さんについて山田監督は「僕の代わりに僕の思いを正確に伝えてくれる人。寅さんは僕の身代わりといってもいいんじゃないでしょうかね」と、改めて“名コンビ”ぶりを感じさせるコメント。第1作目に出演した光本も「(寅さんとは)素晴らしい出会いでした」と、感慨深げに話した。

 『男はつらいよ』の49・50作目も具体的なストーリーを考えていたという山田監督だが、代役を立てての続行は「全然考えていない」とキッパリ。また、もともと最後のシナリオは考えていなかったようで、渥美さんが今も生きていたら永遠に続いていたのか? と聞かれると「そのつもりですよ」と語った。

 8月で1作目公開から40年を数える同作は、記念プロジェクトとして、東京・東劇での9日(土)の上映を皮切りに、全国各地の映画館で全48シリーズのなかから選りすぐりの作品が上映される。さらに、第1作目公開記念日でもある27日(水)には、葛飾柴又・帝釈天題経寺にて野外上映会も行われる。

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