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にしおかすみこに嫉妬、RGに引け目・・・HGの初挑戦

 吉本興業所属芸人による映画プロジェクト『YOSHIMOTO DIRECTOR'S 100』として、映画監督に初挑戦したお笑いコンビ・レイザーラモンのHGがこのほどORICON STYLEのインタビューに応じ、最近の若手芸人の話題から結婚生活についても語った。「(普通の)服を着るのはもう諦めた。この道を進むしかない」というHGは、果たしてどこへ向かうのか。

インタビューを受けるHG 

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 2005年初めにTBS系バラエティ番組『爆笑問題のバク天!』に出演以来、ハードゲイキャラで一躍全国区に。ボンテージに腰フリという本人曰く「キワモノ芸人」だが、ゴールデンタイムに意外とすんなり溶け込んだ。

「井出らっきょさんやルー大柴さんら大先輩がいますけど、ここ数年のキワモノピン芸人の活躍の場を切り拓いた自負はありますよ」。小島よしお、にしおかすみこら昨年は特に露出系ピン芸人の台頭が目立った。「小島よしおは究極の形でしょうね。あれ以上の露出はありえない(笑)。ライバル意識? いや仲間意識の方が強いかな。ただ、にしおかすみこは悔しいですよ。僕のスタイルを真似されたようなもんなのに、先に服を着られましたからね(笑)。うまいことやられたなー」。当然、HGも逆の意味で“裸一貫”で勝負するタイミングをうかがっていた。「もう無理でしょう。HGとしては走り続けるしかない。服を着るのは別人格の住谷正樹君に任せます」

 その別人格、住谷正樹は2006年8月に元タレントの鈴木杏奈と結婚。プロレスラーとしても活躍するHGのために「料理教室にも通ってくれて、低カロリー高タンパクな食事を心がけてくれてます。ケンカはないですが、よく『ドロップキックの打点が低い』と怒られてますね」。

 そして今回、約30分の短編作品『G』で映画監督デビュー。「レイザーラモンやビックポルノ(レイザーラモンと小籔千豊のユニット)の舞台とかで映像使ってますからね。元々、V(VTR)を撮るのは好きなので、この話がきたときは嬉しかったですよ」。“HG”としての監督作品ということもあり「全編下ネタの脚本書いてボツくらいましたね、主旨が違う!って」。仕方なくキャラを多少封印し王道の勧善懲悪モノに仕上げた。「正義がいて悪がいてアクションがあって笑いがあって、ジャッキー・チェンばりです」。

 麻薬密売人のボスであるHGと潜入捜査官の小籔千豊を中心に、くまだまさし、なかやまきんに君、城野克弥(野性爆弾)らが脇を固める。「きんに君は凄く仲いいのに出演を渋りましたからね(笑)。外国人女性と絡めるなら出演OKということで用意したら、彼のド真ん中(ふくよかな黒人女性)だったみたいで、逆にその方が帰ったあとはやる気がまったく感じられなかった。衣装も自前で、カタコトの喋り方も昔付き合ってた外国人の彼女が乗り移っただけですからね、唯一彼だけ“素”です」と見所を語る。

 映画には相方RGも出演。「朝の10時入りで撮影開始が翌朝10時、24時間待ちで出演時間1分です。それでも文句一つ言わないですからいいヤツですよ」と嬉しそうに話すが、実は本業でRGに引け目を感じているという。「RGはスベってるところばかりですが、彼はそれが面白いんですよ。ただ、それを僕が引き出してあげられないのが歯がゆくて。今田(耕司)さんクラスなら彼を操って面白くできるんですけど、完全に実力不足です」。ピン芸人としての大ブレイク、順風満帆な結婚生活、憧れだったプロレスデビューも叶えた。そして今、改めて“身内”と向き合うことで芸人としての壁を乗り越えようとしている。

レイザーラモンHG初監督作品『G』
飲むと楽しそうに「フォー」と奇声をあげ狂乱してしまうドラッグ“カプセルHG”で、市場支配を目論む闇の組織HG軍団。主人公・後藤ひろし(小薮千豊)は組織の幹部にまで上り詰め、あと少しで大逮捕劇を展開するはずだったが、実は潜入捜査官ということがHGにばれていた・・・。
【上映期間】1月19日(土)〜25日(金)
【上映館】新宿・ルミネtheよしもと(21:45〜)、神保町花月(12:00〜/13:30〜)、渋谷・ヨシモト∞ホール ※いずれも都内


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