公開中の映画『一月の声に歓びを刻め』で主演を務めた俳優の前田敦子と監督の三島有紀子が一緒にインタビューに応じた映像が到着した。本作で、6歳の時に性暴力を受けた経験を持つ主人公の一人、れいこを演じた前田が、「難しかったです…」と目を潤ませながら当時の心境を打ち明けている。 『繕い裁つ人』『幼な子われらに生まれ』『Red』などの作品を手掛けてきた三島監督の長編10作目となる本作は、監督自身が47年間向き合い続けた「ある事件」をモチーフに自主映画からスタートしたオリジナル企画。八丈島の雄大な海と大地、大阪・堂島のエネルギッシュな街と人々、北海道・洞爺湖の幻想的な雪の世界を背景に、3つの罪と方舟をテーマに、人間たちの“生”を美しい映像とともに描いていく。
2024/02/21