声優の花江夏樹、鬼頭明里、下野紘、松岡禎丞、岡本信彦が2日、都内で行われた劇場作品『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ』の初日舞台あいさつに参加した。 竈門炭治郎役を花江、竈門禰豆子役を鬼頭、我妻善逸役を下野、嘴平伊之助役を松岡、不死川玄弥役を岡本が演じる。本編では、炭治郎、善逸、伊之助が久しぶりに再会し、やり取りを繰り広げる。花江から「相変わらずうるさいですね(笑)」と水を向けられた下野は「それはそうだよ!久しぶりだったから、それはもう気合いも入れてさ!」ときっぱり。ただ、気合入りすぎるあまり、いつもよりも濃ゆい善逸をしてしまったそうで下野は「頑張ってやりすぎた結果、スタッフさんからね『ちょっとあまりにも気持ち悪すぎるんで、少し抑えてください』とハッキリ言われたもんね(笑)」とぶっちゃけた。 花江は「何言ってるかわかんなかったね、あの禰豆子のところ。ちょっとやりすぎちゃったね」と苦笑い。それでも下野は「あれがあるから「あー帰ってきたな」って感じするんですよ」としみじみ。また、禰豆子が「伊之助」と言ったシーンを振り返ると下野は「本当にかわいかったよね。かわいかったが故に、本当に『伊之助』って言われた瞬間の怒りは心から出た声だった。『ちょっとあいつ殺しに行くわ』って」と怒りをにじませ、松岡は「必死こいて教えたかいがありました」とマウントを取っていた。 そして最後は下野によるワールドツアーに向けた一言も。「かわいすぎるでしょ〜」と全力で下野が叫ぶと会場は万雷の拍手。「世界に届く」「ワールドツアーに向けて仕上がってる」とキャスト陣もうなっていた。 ワールドツアー上映は、アニメ第3期「刀鍛冶の里編」から新作「柱稽古編」へとつながるアニメとして上映し、前回のワールドツアー上映の規模を超え国内上映418館から427館に拡大。世界140以上の国と地域で上映する。