King & Princeの永瀬廉(24)、俳優の北村匠海(26)、杉咲花(26)が10日、都内で行われた映画『法廷遊戯』公開記念舞台あいさつに登壇。緊張感ただよう作品とは異なり、ほのぼのした雰囲気だったという撮影現場を振り返った。 会場を見わたした永瀬は「やっとって感じ。1年以上前から準備して、番組や取材を受けた上でようやくこの日が迎えられたことがただただうれしいです」としみじみ。杉咲も「この映画を一足先に見てくださった方々がいろんな感想を寄せてくださっていて、はやく初日を迎えたいなという思いでした」と公開初日を迎えた喜びを伝えた。 一方、北村は「僕自身は撮影日数は少なかったんですけど」と苦笑い。永瀬がほほ笑むと、北村は「笑ったね、今」とすかさず指摘し、「5日ぐらいしかいなかった」と明かした。撮影日数は少なくとも、存在感を示した役柄を演じた北村。「僕は、この3人(永瀬、杉咲、深川栄洋監督)がいたからこの映画に出たいと思い、脚本を読んですばらしいものだと思って始まった」と思いを伝えた。 撮影現場での3人の様子について永瀬は「同年代ワイワイって感じはなかったですが、裏ではほのぼの会話をしていたよね」と振り返ったが、北村は「非常に緊張感のある現場でした」とすまし顔に。杉咲が「気がついたら北村劇場になっていた」と話すと、永瀬も「5日間とは思われへんくらいのしゃべりの量でした。シーンからは想像できないくらいしゃべっていました」と北村の主張を否定した。 同作は、五十嵐律人氏が現役司法修習生時代に刊行し、「ミステリが読みたい!」2021年版新人賞受賞など、ミステリー界の新星として話題になった本格法廷ミステリーを深川監督が実写化した。