『東京モーターショー』から名称を変え、自動車業界だけでなく、さまざまなモビリティ関連企業・団体が一堂に会した4年ぶりの大型イベント『Japan Mobility Show 2023』(ジャパンモビリティショー)。メルセデス・ベンツのブースで展示されていたのは、日本でも人気の高い「Gクラス」を電動化したコンセプトカー『Concept EQG』。 プレスブリーフィングでメルセデス・ベンツ日本の上野金太郎社長は、「メルセデス・ベンツグループ社では、2030年までに市場の環境が許す限り、販売する自動車すべてを電気自動車にする準備を進めております」と、EV推進の企業方針を説明。そのうえで、「日本では現在7車種12モデルの電気自動車を展開しておりますが、2021年には約1000台だった販売台数も昨年には約2000台と倍増。本年はさらにその勢いを増しており、年末までには昨年の2倍を上回る電気自動車をお届けできると思います。さらに2024年中には、急速充電設備を展開できるように準備を行っております」と、日本市場でも急速に電気自動車が拡大し、それに向けたインフラの整備を行っていることを説明した。
2023/10/30