NHK総合で19日放送の内村光良率いるコント番組『LIFE!秋』(後10:00)に、俳優の生田絵梨花が4年ぶり2回目の出演を果たす。同番組では、2012年に誕生して以来、人生の“可笑しさ”や“哀しさ”を、さまざまな設定やキャラクターのオムニバスコントでつづってきた。今回のコント収録を通じて感じた「人生」とは? “人生”の転機があった生田。今回はとあるコントで、「これまで苦手だった白目を、毎日練習してできるようになりました!」と、うれしそうに語る。 「以前から、白目ができるようになりたい、と思っていたんです(笑)。お芝居をするにあたって、できないより、できたほうがいいと思うことがあっても、必要に迫られないとなかなか取り組めないことってありますよね。今回は、収録で絶対に白目を披露しなければならない、というのがあったので、ちょっとしたすき間時間にも真剣に練習して習得することができました。大げさでなく、白目ができる人生とできない人生、ちょっとしたことですが、人生って変わるのかもしれないです」 今回は4本のコントに出演し、白目だけでなく、記者や敏腕プロデューサーなど多彩なキャラクターを演じている。「ドラマや映画でプロデューサーの役や名刺交換をするシーンがある役をやったことがなかったので、勉強になりました。役の幅を広げるチャンスはいろんなところにあると思いました」 『LIFE!』の収録現場では、和気あいあいとしながらも、とことん掘り下げて一つひとつのコントを作り上げていく、内村をはじめ出演者・スタッフの姿勢を目の当たりにし、刺激を受けたという。 「恥ずかしいから言わないでって、内村さんはおっしゃっていたんですが…。長年、コントをやってきている方たちなので、勝手知ったる慣れた感じで、センスやその場のフィーリングでやっているのかと思っていたのですが、実際は、皆さんかなり入念に準備されているし、練習されているし、そういう裏の努力を目の当たりにして、自分ももっと頑張ろうと思いました。せりふの裏を読み解こうとしたり、背景を考察したり、ものすごく真剣にコントを作っていく姿勢、その真剣さが面白みにつながっているんだな、と思いました」 内村、生田のほか、木村多江、後藤淳平(ジャルジャル)、じろう(シソンヌ)、田中直樹、水上恒司 (※50音順)が出演。木村は2年ぶり3回目、水上は初出演となる。