俳優の小池栄子(42)、吉岡秀隆(53)、作間龍斗(HiHi Jets、21)、小林薫(72)がこのほど、“深堀家”のセットで行われた、日本テレビ系連続ドラマ『コタツがない家』(18日スタート、毎週水曜 後10:00)制作発表会見に出席した。“ダメ息子”を演じる傍ら、母に感情移入していると明かした。 同作は、会社社長兼カリスマウェディングプランナー・深堀万里江(小池)が、働く気がない漫画家の夫・悠作(吉岡秀隆)と公園で物思いにふけり、学校にも行かず「しつけぇな」と母親に悪態をつく進路迷走中の息子・順基(HiHi Jets・作間龍斗)と警察に保護され「家は、もうない」と、家も妻も失った偏屈な父・達男(小林薫)のダメ男3人を養う、笑って泣けるネオ・ホームコメディー。 共演者から「一番大人」と称賛された作間だが、“ダメ息子”役を「身を預けている感じ」で順調に演じられているそう。ただ、自身は“ダメ息子”とは離れた存在のようで「すごく万里江に感情移入しました。『うわっ、万里江かわいそうに。頑張れ』って感じ」と苦笑い。「本当にダメな男3人がいろんな話を展開させていくので、母親の気持ちがわかり、応援したくなるような気持ちがありました。温かくなったり、いろんな感情になりました」と複雑な心境を打ち明けた。 一方、「話の的を自分から逸らしたいみたいなのはあります」と役との共通点を告白。「『こっち見ないでほしい』みたいなのはあります。自分にデメリットがありそうな話の内容は見ないでほしいという」と意外な一面を説明し、「『それよりさ』って話を変えたり。『こっち来ないでほしい』って思っちゃう」と、共演キャストが首をかしげる“謎習性”について語った。