俳優で歌手の稲垣吾郎が6日、都内で行われた主演舞台『多重露光』の舞台あいさつに登壇した。けいこを振り返り、初のワークショップが「恥ずかしかった」が「楽しかった」と明かした。
同作は、脚本・横山拓也氏と演出・眞鍋卓嗣氏によるオリジナル。稲垣は、2代目として町の写真館を細々と営むカメラマン・山田純九郎を演じる。戦場カメラマンだった父には会ったことがなく、町の写真館の店主として人気のあった母からの「生涯かけて撮りたいものを見つけなさい」という漠然とした言いつけに、呪われてきた。
本当に撮りたい写真なんかあるわけない。鬱々とした日々の中、突如現れたのは、毎年、愛にあふれた家族写真を撮る裕福な同級生の一家の“お嬢様”であった麗華だった。純九郎は、かつて強く求めた家族の愛情に触れられそうな予感をもつ。憧れの女性への思い、家族への思いなど多くの思いが重なり合い一気に表出する時、驚きの結末を迎える。
稲垣は、演出の眞鍋氏との初タッグについて「とにかく優しい。怒った顔を見たことがない。とても穏やかな現場でディスカッションをしながら」と充実感をにじませた。けいこ期間中には、カンパニーの仲を深めるべくアークショップを行ったそうだが、稲垣は「個人的には初めての経験でした。恥ずかしかったです」と照れ笑い。「パントマイムで大縄跳びをしたり、連想ゲームとか。楽しかったです」と振り返った。
さらに、眞鍋氏とは地元が一緒だということも判明。稲垣は「板橋区高島平出身なのですが、眞鍋さんも幼少期におられた。学年は1つしか変わらないので、小学校は違うんですけど、隣の隣くらい。そういうのもうれしいな」とにっこり。眞鍋氏も「非常にやりやすかったです。一緒になって考えてくださって、人柄も良くてチームワークもバッチリ」と、カンパニーの雰囲気の良さを伝えた。
発表会中には、稲垣のカメラ愛があふれ、カメラやセットの紹介をする一幕も。最後に「僕が思うには、誰もが抱えている過去への思いに優しく寄り添ってくれる物語。家族の大切さや自分を愛することの大切さを感じていただける作品になっています」とアピールした。
今作は、きょう6日から22日まで東京・日本青年館ホールで上演される。舞台あいさつには、真飛聖、相島一之も登壇した。
同作は、脚本・横山拓也氏と演出・眞鍋卓嗣氏によるオリジナル。稲垣は、2代目として町の写真館を細々と営むカメラマン・山田純九郎を演じる。戦場カメラマンだった父には会ったことがなく、町の写真館の店主として人気のあった母からの「生涯かけて撮りたいものを見つけなさい」という漠然とした言いつけに、呪われてきた。
本当に撮りたい写真なんかあるわけない。鬱々とした日々の中、突如現れたのは、毎年、愛にあふれた家族写真を撮る裕福な同級生の一家の“お嬢様”であった麗華だった。純九郎は、かつて強く求めた家族の愛情に触れられそうな予感をもつ。憧れの女性への思い、家族への思いなど多くの思いが重なり合い一気に表出する時、驚きの結末を迎える。
稲垣は、演出の眞鍋氏との初タッグについて「とにかく優しい。怒った顔を見たことがない。とても穏やかな現場でディスカッションをしながら」と充実感をにじませた。けいこ期間中には、カンパニーの仲を深めるべくアークショップを行ったそうだが、稲垣は「個人的には初めての経験でした。恥ずかしかったです」と照れ笑い。「パントマイムで大縄跳びをしたり、連想ゲームとか。楽しかったです」と振り返った。
さらに、眞鍋氏とは地元が一緒だということも判明。稲垣は「板橋区高島平出身なのですが、眞鍋さんも幼少期におられた。学年は1つしか変わらないので、小学校は違うんですけど、隣の隣くらい。そういうのもうれしいな」とにっこり。眞鍋氏も「非常にやりやすかったです。一緒になって考えてくださって、人柄も良くてチームワークもバッチリ」と、カンパニーの雰囲気の良さを伝えた。
発表会中には、稲垣のカメラ愛があふれ、カメラやセットの紹介をする一幕も。最後に「僕が思うには、誰もが抱えている過去への思いに優しく寄り添ってくれる物語。家族の大切さや自分を愛することの大切さを感じていただける作品になっています」とアピールした。
今作は、きょう6日から22日まで東京・日本青年館ホールで上演される。舞台あいさつには、真飛聖、相島一之も登壇した。
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2023/10/06