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  • 草刈正雄「朝鮮戦争で戦死した」はずの父が10年前まで生きていた 衝撃の事実に涙「長い間の謎がすべてとけた」

俳優の草刈正雄(70)が、きょう14日放送のNHK『ファミリーヒストリー』(後7:30)に出演する。生まれた時から母子家庭で育ち、父は日本に滞在していたアメリカ兵で、母からはずっと「朝鮮戦争で戦死した」と聞かされ、写真さえ見たことがなかった。多くを語らぬまま母が亡くなって13年、番組への出演を通じて、父を知ろうと決心したところ、半年以上の取材で、実は父は朝鮮戦争から生還し、10年前まで生きていたという衝撃の事実が判明する。 取材を開始したのは去年夏。正雄によると父の名前は「ロバート・トーラ」。しかしスペルがわからないという。同じ発音でもいくつものスペルがあるため、取材は難航を極めるが、ある追加情報が決め手となり、ノースカロライナに住む父の親族にたどり着く。正雄はNHKのスタジオでアメリカのロケ映像を見て、初めて父の顔写真と対面する。名前は「ロバート・H・トーラー」。伯母やいとこの存在とともに、父が朝鮮戦争から生還していたという驚きの事実を知る。 今回の取材で、ロバートは福岡の築城空軍基地に駐留していたことが判明。母スエ子と偶然出会い、恋に落ちたと思われる。新しい命も授かり、幸せな将来を思い描いていたスエ子だったが、ある時から2人は別々の人生を歩むことになる。 その背景をロバートの姉、97歳のジャニタが初めて語る。さまざまな事情が絡み合い、スエ子との別れを選んだロバート。実はジャニタにも、2人の別れに責任を感じる理由があるという。 一方のスエ子は、正雄をひとりで育てると決意。アメリカ人と日本人との間に生まれた子供への偏見が根強い時代、何度か心中を考えるほど苦しみながらも、正雄を守り抜き、まっすぐな人間に育てようとする。初めて知る事実の連続に、ゲストの正雄もMCの今田耕司も言葉を失う。それでも正雄は「父と母が愛し合っていたことがわかってよかった」「長い間の謎がすべてとけた」と、涙を流す。 スタジオでは、97歳の伯母ジャニタから託された手紙が代読される。涙を拭きながら聞いた正雄は、数日後、大きな決断をする。そして番組は驚きのラストシーンで締めくくられる。

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  • 14日放送の『ファミリーヒストリー』に出演する草刈正雄(C)NHK
  • 14日放送の『ファミリーヒストリー』に出演する草刈正雄(C)NHK
  • 14日放送の『ファミリーヒストリー』に出演する草刈正雄(C)NHK
  • 14日放送の『ファミリーヒストリー』に出演する草刈正雄(C)NHK
  • 14日放送の『ファミリーヒストリー』に出演する草刈正雄(C)NHK
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