人気グループ・SixTONESのジェシー（26）が11日、都内で行われた劇場版『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』（28日公開）の完成披露試写会上映前舞台あいさつに登壇した。劇場版からキャストに加わったジェシーは、大舞台でもギャグを披露し、会場を盛り上げた。

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　『TOKYO MER』は、2021年7月期に、TBS日曜劇場枠で放送された連続ドラマ。オペ室を搭載した大型車両（ERカー）で事故や災害の現場に駆け付け、「1人も死者を出さない」という使命のもと、自らの危険を顧みず患者のために戦う医療チーム「TOKYO MER」の活躍を描く。熱いチームワークや衝撃的なストーリー展開が反響を呼び、スペシャルドラマでの続編と映画化が実現した。

　新キャストとして加わったジェシーは、主人公・喜多見幸太（鈴木亮平）がチーフ・ドクターを務めるTOKYO MERに配属されてくる研修医・潮見知広を演じる。ジェシーは「ジェシー役をやらせていただきました、潮見知広です。逆だね！」とおなじみのギャグを披露し、会場を盛り上げた。「失礼しました、どうもどうも」と手を振るジェシーに菜々緒は「いいよ、今日も調子いいよ！」とにっこり。鈴木から「もう1回聞きたい」というリクエストが入ると、再度披露するサービス精神を見せた。

　作品については「途中参加させていただいたんですけど、ドラマをずっと見てきて、このチームに僕が入るんだと不安な部分もあった」と率直な思いを吐露。「撮影終わった後に自分も強くなりました」と充実感あふれる表情に。「作品見終わってボロボロ泣きでした。この作品を見て感動しない人はいないと思います。心がきれいになって、命って何だろう、仲間って何だろう、何で今生きているんだろう。ひとりで生きていくことは難しいな、支えが必要だ。そういう風に思っていただけたら、うれしいです」と込めた思いを力強く伝えた。

　続けて、石田ゆり子が「都知事の赤塚です。あ、赤塚梓役の石田ゆり子です」とあいさつをすると、賀来賢人から「からの？」というアシストが。ハッとした表情でジェシーと顔を見合わせた石田は「石田ゆり子役の赤塚梓です」と再度あいさつ。ジェシーと「逆だね！」と共鳴し、会場は温かい拍手に包まれた。

　イベントには、鈴木、賀来、ジェシー、菜々緒、石田のほか、中条あやみ、要潤、佐野勇斗、フォンチー、仲里依紗も登壇した。