「ストップ・オレオレ詐欺47〜家族の絆作戦〜」プロジェクトチーム(略称:SOS47)の決起集会が14日、都内で行われ、特別防犯対策監である杉良太郎と各特別防犯支援官の伍代夏子、城島茂、松本利夫、乃木坂46の黒見明香、AKB48の向井地美音、SKE48の斉藤真木子、NMB48の塩月希依音、STU48の福田朱里、HKT48の運上弘菜、吉原朝馬、町田啓太が出席した。 同プロジェクトチームは、2018年より、全国で被害が相次ぐ オレオレ詐欺などの特殊詐欺に関する知識や被害防止策をわかりやすく伝え、全国47都道府県警察とともに特殊詐欺被害を防止するための広報啓発活動を行っている。 これまでの活動で印象に残っていることについて、伍代が「昨年10月、山形県の学校を訪問して、若い方への呼びかけをしました。中学・高校に行ったのですが『おじいちゃん、おばあちゃんに常に詐欺に気をつけるように呼びかけてほしい』と伝えたら、みなさんがハッとしたように見えた」としみじみ。城島は「特殊詐欺と聞くと、自分は騙されないと思う方が多いのではないでしょうか?実際には、年々増加しております」と切り出すと「被害にあった方が高齢者ということ、犯行の巧妙化もあると思います。気をつけていただきたいのはもちろん、手口に乗ってしまうこともあるので、普段から気をつけてと呼びかけることが大事」と呼びかけた。 最後は、杉が「4年以上が経過する中で、特殊詐欺をはじめとするほとんどの犯罪が通信網を介して行われるなど、従来の犯罪対策や操作では支障が生じている。インターネット上には、受け子を募集する情報など、犯罪を誘引するような情報であふれかえっています。事業者にはこれを速やかに削除してもらいたい」と強く訴えていた。