急性大動脈解離のため急逝した落語家でタレントの笑福亭笑瓶(渡士洋=とし・ひろし 享年66)さんの葬儀・告別式が27日、東京・築地本願寺でしめやかに営まれ、モト冬樹、八木亜希子ら約200人の芸能人・関係者が訪れた。師匠の笑福亭鶴瓶(71)が弔辞を読み上げた。 参列者によると、鶴瓶は、弔辞で太田プロに入る経緯などを話した。涙声はなく、笑い声が起きていたという。取材に応じたガダルカナル・タカは、鶴瓶の弔辞について「『お前のおかげで師匠になれた』という言葉が一番印象に残っている」と明かしていた。 きのう26日に行われた通夜には、約400人の芸能人・関係者が弔問に訪れた。鶴瓶は「師弟関係というより友達みたいでしたから。ええ奴でしたよ、すごくすてきな奴でしたよ」と沈痛の表情を浮かべながらも、天国の笑瓶さんに向けて「心配せんでええよ。奥さんのこととか、残した弟子のことも心配でしょうから。そこは心配せんでええよ」と語りかけた。
2023/02/27