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松坂桃李、樹木希林さんの“しごき”を懐かしみ感謝「ちょっと松坂さん、こっちに来てください」

 俳優の松坂桃李(34)、中川翼(16)、平川雄一朗監督(50)が4日、都内で行われた映画『耳をすませば』ティーチインイベントに登壇。松坂は、平川監督と共に映画『ツナグ』を撮影していた10年前を振り返った。

樹木希林さんの“しごき”を懐かしんだ松坂桃李 (C)ORICON NewS inc.

樹木希林さんの“しごき”を懐かしんだ松坂桃李 (C)ORICON NewS inc.

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 松坂は「ちょうど平川さんと『ツナグ』(2012年公開)という映画と『梅ちゃん先生』(2012年上半期NHK連続テレビ小説)という朝ドラを撮っているときですね」と思い返し、「月火水木金でドラマ、土日で映画というかたちで自分もよくわからないまま進んでいました」と苦笑いしつつなつかしんだ。

 続けて「10年後もやっていけるのかなというのを感じ始めたときですね。そのタイミングで平川さんと樹木希林さんと出会ってしごかれたのを覚えています」と告白。「現場に行くと、樹木希林さんから『ちょっと松坂さん、こっちに来てください』って呼ばれて。なんで敬語なんだろうとは思うんですけど、(せりふの)読み合わせをするんですよ。その後、監督と打ち合わせが始まったりして。現場で演者の方たちと読み合わせをするなんてことはめったにないのですが、希林さんとは、ほぼ毎日それがあって、すごくためになった。あれがあったからこそ、今の僕がいます」と語った。

『耳をすませば』ティーチインイベントに登壇した(左から)中川翼、松坂桃李、平川雄一朗監督 (C)ORICON NewS inc.

『耳をすませば』ティーチインイベントに登壇した(左から)中川翼、松坂桃李、平川雄一朗監督 (C)ORICON NewS inc.

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 さらに「希林さんは、番宣を全部一緒に出てくれたのよ」と話が尽きない様子。「僕がしゃべるたびに『えーとかあーとか言わない』って収録中に言われるもんだからすごい怖くて。しごかれて。そういう人いる?」と中川に問いかけると、中川は「松坂さん」と即答し、「すごく尊敬しているので、10年後は松坂さんみたいに。いや、松坂さんになっていたいです」と宣言し、笑いを誘った。

『耳をすませば』ティーチインイベントに登壇した松坂桃李 (C)ORICON NewS inc.

『耳をすませば』ティーチインイベントに登壇した松坂桃李 (C)ORICON NewS inc.

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 同作は『りぼん』で連載された漫画が原作で、読書が大好きな中学生の女の子・月島雫が、夢に向かって生きる男の子・天沢聖司に想いを寄せていく青春ラブストーリー。今回の映画では、原作や1995年に公開されたスタジオジブリのアニメ映画で描かれた中学生時代の物語のみならず、完全オリジナルストーリーの10年後の物語が描かれる。大人になった雫を清野菜名、聖司を松坂、中学生時代の聖司を中川が演じる。

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  • 『耳をすませば』ティーチインイベントに登壇した中川翼 (C)ORICON NewS inc.
  • 『耳をすませば』ティーチインイベントに登壇した(左から)中川翼、松坂桃李、平川雄一朗監督 (C)ORICON NewS inc.

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