主演・柳楽優弥、有村架純、三浦春馬の共演で、”日本の原爆開発”を背景に、時代に翻ろうされながらも全力で駆け抜けた若者たちの等身大の姿を描く青春群像劇『映画 太陽の子』(8月6日公開、配給:イオンエンターテイメント)。本作で、柳楽と三浦が演じる兄弟が思いを寄せるヒロイン・世津を演じた有村は、いまやドラマ・映画界に欠かせない存在。朝ドラヒロインからひと癖あるファミレス店員まで、その活躍ぶりは華々しく、どの作品においても圧倒的な存在感と味わい深い演技を披露している。『映画 太陽の子』より初解禁を含む写真とともに、彼女の網羅しきれない魅力に迫ってみた。 有村といえば、NHKの連続テレビ小説『ひよっこ』(2017年)のヒロインを務め、一躍国民的女優へと駆け上がったが、出世作となったのは同じく連続テレビ小説の『あまちゃん』(13年)。小泉今日子の若き日を演じ、80年代アイドルの風貌と有村の個性が見事にマッチして大きな話題に。15年には、人気少女漫画を映画化した『ストロボ・エッジ』でピュアな王道ヒロインを熱演。かと思えば、『ビリギャル』(15年)では金髪にミニスカート、派手なメイクのギャルに扮し、世間を驚かせた。
2021/06/22