俳優のオダギリジョーが初の長編映画監督に挑んだ『ある船頭の話』(9月13日公開)の完成披露舞台あいさつが21日、都内で開催された。今回のキャスティング理由を聞かれたオダギリ監督は「俳優をやっているので、同業者の中にも好きな方と嫌いな方がいますけど、好きな方に声をかけました」とぶっちゃけ話も展開し、会場の笑いを誘った。 オダギリ監督は「いつもの舞台あいさつよりも何倍も緊張しています」と言いながら、最初のあいさつ。今作の衣装デザインは日本人女性初のアカデミー賞最優秀衣装デザイン賞を受賞しているワダエミ氏が担当していることもあり「ワダさんは日本の宝。家にある生地も使っていただき、渡せるギャラは少ないのに、それ以上のものを形として返してくださいました」と、協力に感謝。
2019/08/21