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【いだてん】中村勘九郎、体を絞ってアスリートの顔 体脂肪率10%前後に

 歌舞伎俳優の中村勘九郎が主役の一人を務める来年のNHK大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺(ばなし)〜』(1月スタート、全47回)。4月4日に熊本ロケでクランクインしてから順調に撮影は進んでいるようで、きょう20日に茨城県つくばみらい市にあるオープンセット施設「ワープステーション江戸」で行われたロケの模様が報道陣に公開された。

主役の中村勘九郎 (C)ORICON NewS inc.

主役の中村勘九郎 (C)ORICON NewS inc.

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 同ドラマは、連続テレビ小説『あまちゃん』の宮藤官九郎が脚本を担当。“日本で初めてオリンピックに参加した男”金栗四三(勘九郎)と、“日本に初めてオリンピックを呼んだ男”田畑政治(阿部サダヲ)を主人公に、日本が初めて参加し大惨敗を喫した1912年のストックホルムから、64年の東京オリンピックが実現するまでの52年間を、明治、大正、昭和を生きた希代の落語家・古今亭志ん生(ビートたけし)が、自らの人生を織り交ぜながら、落語『東京オリムピック噺』として語り、描いていく。

 中村が演じる金栗四三は、故郷・熊本で往復12キロの通学路を走り抜ける姿から、いつしか「いだてん」と呼ばれるようになる。ストックホルムオリンピックのマラソン予選会で当時の世界新記録を27分も更新し、日本最初のオリンピック選手としてストックホルムに旅立つ。

 昨年夏からマラソンの練習をスタートさせていたという勘九郎。今年1月の東京・歌舞伎座での公演終了後から本格的に体を絞り始め、「体重はそんなに落としてなくて、体脂肪を落としている感じです。10%か11%。金栗さんのような体にしないといけなのでガッチリとした肉体づくりをやっております」と、アスリートのようなシュッとした顔に充実感をにじませた。

 今月に入ってから、猛烈な暑さの中、同所で撮影を行っているが、2020年の東京オリンピックも7月24日が開会式。「この暑さで闘うアスリートは大変。金栗さんもストックホルムオリンピックで日射病にかかって途中危険に陥ったので、(太陽の光を)反射する路面にしたり、暑さを和らげる工夫をするなど、アスリートが持てる力を出し切れるような環境をつくって、我々も2020年はスタジアムで応援できたら」と、話していた。

 この日は、ストックホルムに向け旅立つ四三や監督の大森兵蔵(竹野内豊)とその妻・安仁子(シャーロット・ケイト・フォックス)、嘉納治五郎(役所広司)が続々と新橋駅に到着し、少し遅れて四三とともに日本最初のオリンピック選手に選ばれた三島弥彦(生田斗真)が「天狗倶楽部」を引き連れてやってきて、大勢の人たちに見送られるシーンなどが撮影された。

関連写真

  • 主役の中村勘九郎 (C)ORICON NewS inc.
  • (左から)中村勘九郎、役所広司 (C)ORICON NewS inc.
  • 新橋駅・駅前広場 ストックホルムに向かって金栗四三(中村勘九郎)が出発するシーン(C)ORICON NewS inc.

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