NHKで放送中の大河ドラマ『真田丸』(毎週日曜 後8:00 総合ほか)で、物語終盤のキーパーソン、織田有楽斎(おだ・うらくさい)を演じている井上順。初登場時(第42回)から胡散臭く、疑わしかった有楽斎だが、20日放送の第46回で、徳川と通じていたことが視聴者の目にも明らかになった。井上が有楽斎の思いを代弁する。 「有楽斎は、織田信長の実弟で、姉の市が残した茶々、初、江の三姉妹は姪っ子にあたります。かわいくて仕方なかったでしょうね。母・市の自害をはじめ、幼い頃からつらい経験を重ねてきた三姉妹には、とにかく元気で健やかに過ごしてほしいと願っていたと思います。茶々が豊臣に嫁ぎ、江が徳川に嫁いでいますので、2人が傷つかないように、自分が豊臣と徳川の懸け橋になろうというのが、一番の願いだったに違いありません」。
2016/11/27