俳優の佐藤健（24）が25日、都内でスペシャルBOOK＆DVD発売記念トークショーを行った。『仮面ライダー電王』や『るろうに剣心』などに出演してきた佐藤は「ストイックな役が続いている」とデビューから振り返り、「コメディーをやりたい。特殊メイクで人間じゃない役を。人っぽくない役、好きなんです」と、今後の展望について意欲的に語った。

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　佐藤は「イメージを変えていきたいタイプ」と明かし「180度変えて、ぶち壊していこうというやり方。何色にでもなれるっていうのが理想」と熱弁。ちなみに現在の自身のカラーは「剣心の赤茶色。燃えているけど、真っ赤じゃない」と語って笑いを誘った。

　この日、これまで演じてきた『ROOKIES（ルーキーズ）』の岡田優也や『るろうに剣心』の緋村剣心など、6体の等身大パネルが登場。「歴史がありますね」と感慨深く眺めた佐藤は、2007年に主演を務めた『仮面ライダー電王』の頃を「たいぶ違う人ですね。近づくのが恐い」と苦笑。これまでの芸能生活6年半は「走り抜けただけで、壁に当たっていない」といい「ただ走っているだけじゃ駄目な時期は来る。ぶつかった時が勝負かな」と、さらなる飛躍に向けて気を引き締めていた。

　『週刊TVガイド』で2007年から6年半にわたって連載中の佐藤のコラムをまとめたスペシャルBOOK『6 1／2〜2007−2013　佐藤健の6年半』が11月29日から3週にわたり、そして2014年カレンダーの発売も決定。綾瀬はるかとのダブル主演映画『リアル　〜完全なる首長竜の日〜』のBlu-ray＆DVDも12月18日に発売される。